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マザーズハローワークとは?

マザーズハローワークが、通常のハローワークと違うところは「子育て中」を前提に仕事探しをする点です。

ミルクを飲む赤ちゃん

2020/12/25

マザーズハローワークとは、子育て中のママを対象としたハローワークです。産後、子育てをしながら再就職・仕事を希望している人に対して就職支援を行っています。平成18年4月に全国12の都市でオープンしました。

マザーズハローワークが、通常のハローワークと違うところは「子育て中」を前提に仕事探しをする点です。子育てと仕事の両立を希望する人にとっては、マザーズハローワークは理にかなった場所と言えます。

たとえば、マザーズハローワーク内にはオムツ交換や授乳スペースが設置されていたり、託児室や子どもを遊ばせながら求職活動できるスペースが考えられています。

通常なら仕事探しは子どもを預ける必要があると、大半の人が想像します。子どもを預けて自由に動けないことは、産後の仕事復帰の壁となっていました。

産後また、社会復帰することに不安を感じる人には、指定日が決まっていますが、託児つきのセミナーや就職活動に備えた講座もあるそうです。各地域のマザーズハローワークによって様々な支援が考えられています。

育休中の不安

育休中の不安

ママにとって出産後は育児に追われる日々が続きます。それと同時に様々なことが気になります。

特に「仕事へ復帰したい」、「仕事を続けながら子育てしたい」気持ちが強いほど、育児休暇中の不安は強くなりがちです。

仕事復帰への不安から、必ず仕事に復帰できる確約や、自分の仕事上の立場が空いているかが気になります。

産後の仕事復帰

産後の仕事復帰は、赤ちゃんが安心して過ごせることが大前提です。赤ちゃんを安心して預けることのできる場所や相手を探すことが、仕事復帰へのハードルの1つです。

ママが仕事をする間、赤ちゃんを預ける場所が必要ですが、地域によっては認可保育園の待機児童が多くて、なかなか保育園に入れない子どもがいるという問題があります。

認可保育園は世帯収入で保育料が決まるので、収入に合った支払いになります。そのため産後の仕事復帰を無理なく進めるには、認可保育園はとても助かる存在です。

認可保育園に入れない場合は、無認可の託児施設に預けることになります。その場合、保育料が認可に比べて割高です。収入に関係なく保育料が設定されているので、それ以上の収入を得ないと損をすることになります。

保育料だけを考えると認可のほうが良く聞こえるかもしれませんが、現在の保育園や託児施設は多様化しています。無認可でも、託児施設に習い事のできる場所を作ったり、有機野菜や無添加で食事にこだわった保育施設も注目されています。

認可だけでなく、無認可の保育施設まで人気が高いのは、それだけ働くママが増えている証拠です。働くママ(ワーキングマザー)が増えるだけではなく、働きたいママも増えているのが実情です。

マザーズハローワークの活用

マザーズハローワークを活用すれば仕事復帰できるわけではありません。疑問は自分から質問したり、調べる癖をつけましょう。

子育て中は、赤ちゃん中心の1日があっという間に過ぎていきます。自分から行動したり、興味をもつことで情報をどんどん得てください。選択肢が多いほど、仕事復帰が期待できる場合があるからです。

もしも、すぐに希望に叶う再就職ができない場合は、セミナーや資格取得で自分磨きをするのも手です。マザーズハローワークでも、セミナーや講座が開かれています。内容や日時は地域によって異なります。

マザーズハローワークを上手に活用するにあたって、赤ちゃんの体調には十分気を付けてください。赤ちゃんの体調が悪い時、感染しやすい病気の時、無理は禁物です。

マザーズハローワークは同じような赤ちゃん連れのママが集まる場所なので、マナーを守って活用しましょう。

参考:厚生労働省、マザーズハローワーク・マザーズサロン・マザーズコーナー・・・全国のマザーズハローワークの所在地がPDFファイルでわかります。

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