赤ちゃんの頭皮ベタベタ対策

赤ちゃんの頭皮が、汗蒸れや皮脂分泌でベタベタしたときに困る症状、家庭でできる頭皮のベタベタ解消方法をわかりやすく説明します。

頭皮のベタベタ原因

赤ちゃん赤ちゃんが泣いたあとや、授乳を頑張ったあとに髪を触るとびっしょり濡れているときがあります。よく見ると頭皮も湿っている赤ちゃんも珍しくありません。赤ちゃんの頭皮は、とても汗っかきなのです。放置するとベタベタの原因になります。

赤ちゃんの肌には、大人と同じくらいの汗腺(かんせん)があります。それなのに体はとても小さいので、同じように汗をかいても赤ちゃんのほうが汗だくに見えます。それに加えて、赤ちゃんは新陳代謝も活発で体温も高いので、汗をかく条件が揃いやすいのです。

だから「うちの赤ちゃんは汗をかきすぎなのでは・・」と心配しないで大丈夫です。でも頭皮に汗をかいていると暑そうだし、汗のベタベタを放置すると不快感も増すのでなんとかしてあげたいところです。特に頭皮は、腕や足のように気軽に水道で洗い流すことができないので、外出先での対処に困ってしまいます。

他にも皮脂分泌が過剰になると、汗をかいていなくても頭皮がベタベタします。赤ちゃんは大人よりも皮脂分泌が盛んなので、気温が高くないのに頭皮がベタベタするときがあるのです。

通気をよくする

赤ちゃんの頭皮が汗でベタベタになってしまったら、本当はすぐに淡い流すのが1番ですが汗をかくたびにシャンプーするのは大変です。まずはガーゼを軽くあてて、水分を吸わせます。こすると赤ちゃんの柔らかい頭皮を傷つけてしまうので気をつけてください。頭頂部は柔らかいので押したり刺激を与えないよう心がけます。

気温や湿度が高いときは、またすぐに汗をかいてしまうので優しく風をあてると気持ちよくなることがあります。ハンカチであおぐ程度で大丈夫です。頭皮にこもった熱を放散させます。帽子をかぶっている赤ちゃんは、ちょっと外して頭皮や髪を空気にあててあげましょう。

外出は涼しい時間帯に

頭皮のベタベタは、汗だけが原因ではありませんが暑さでさらに汗をかくと、ベタベタ感が増しやすくなります。

もしも頭皮のベタベタが強いときは、直射日光にあたるような時間帯のお出かけはダメージを増やさないか心配です。お買い物やお散歩は、午前中や夕方の涼しい時間帯も考えてください。

こまめに洗浄

沐浴赤ちゃんの頭皮がベタベタすると、大人のように爽快感を感じるスプレーや消臭効果のある整髪剤をつかって解消したくなりますが、まだ頭皮は刺激に弱い状態です。なにかを足してサッパリさせるよりは、入浴時にやさしく洗って汚れを残さないように心がけます。

シャンプーはベビー用で大丈夫です。優しく頭皮表面の皮脂汚れを洗い流すイメージで、洗浄します。こすったり爪をたてると、逆に頭皮を傷つけます。ママの指の腹でやさしくなでてください。

シャンプーをしても翌日はまたベタベタしはじめますが、これは気温や湿度に対応したり新陳代謝が活発なサインなので様子をみてください。心配になってしまったり、以前よりも頭皮の状況が悪化しているときは皮膚科に相談してください。

こんな症状は要注意

頭皮が赤くなってきた

頭皮のベタベタが解消されないまま、またはシャンプーを続けていても頭皮が赤くなってしまったときは刺激を受けている可能性があります。赤ちゃんが不快感から頭皮をひっかいたり、叩いてしまうことも考えられます。

刺激を受けやすくなった頭皮が、シャンプーに過敏反応している可能性もあります。頭皮の赤みを見つけたら、それ以上触ったり刺激を与えないように気をつけてください。

赤ちゃんが触ってしまうときは、低月齢ならミトンでひっかき傷を予防します。でも頭皮がベタベタするのは暑い時期が多いので、逆にミトンで手のひらにあせもが発生するきっかけにもなり兼ねません。ケアに困ったら、皮膚科で原因を見てもらいましょう。

頭皮にかさぶた

頭皮のベタベタが続いて、かさぶたができると乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)の可能性が高いです。かさぶたの1つ1つは小指の爪より小さい程度でも、幾重にも重なるので簡単に解消しません。

赤ちゃんの頭皮のかさぶたを見つけたら、こまめに洗浄して頭皮表面の清潔を心がけます。外見が気になって無理やりはがすと、頭皮を傷つけて出血や雑菌繁殖の原因になり兼ねません。ゆっくり改善していく気持ちでケアしましょう。

乳児脂漏性湿疹に悩むママは少なくないので、けっして珍しい症状ではありません。頭皮のベタベタやかさぶたを隠すことで、余計に症状を悪化させないように気をつけてほしいです。