ベビー布団のダニ

ベビー布団に潜んでいるダニについて詳しく説明します。ダニは赤ちゃんのポカポカして汗をかきやすい肌を好みます。ベビー布団がダニの温床にならないための予防、対策。ダニの特徴を知ることが大切です。

ダニが潜みやすい部分

エコー写真

ベビー布団の中にはダニが集中しやすい場所があります。

枕の下

赤ちゃんは頭皮に汗をかきやすいので、枕もすぐに汗を吸ってしまいます。湿り気のある枕の下は、空気が通らないのでなかなか乾燥しません。

ダニにとって通気性が悪くて湿り気のある場所で、1度赤ちゃんが眠ってしまったらしばらく誰の手も届かない枕の下は、活動しやすい場所になっているのです。

シーツのゴム

ゴムでカバーするタイプのシーツでは、ゴムのシャーリング部分にダニが入り込みやすいので気をつけましょう。

布団掃除機や天日干しでいちいちゴム部分を伸ばすこともあまり無いので、せっかくダニ退治をしても隙間に逃げられてしまいます。

シーツのゴム部分にダニを定着させないためには、しっかり洗濯することとゴムを伸ばしながら干すことです。

ただちょっと面倒なのと、ゴムが外れたときに寝ている赤ちゃんにシーツがかかるのも心配です。

シーツと布団の間

赤ちゃんは汗っかきなので、ベビー布団にはシーツやタオルを敷くことをおすすめします。でもシーツを何日もそのままにしていると、シーツと布団の間の空間はダニにとって好都合の場所になってしまいます。

赤ちゃんが寝てしまったら温まるうえに人目につかず、太陽の光が直接当たらず、布団掃除機やコロコロテープを使ってもシーツがカバーとなって直接ダニのいる場所には届きません。

ダニの隠れ場所にならないように、こまめにシーツを交換することと、シーツ交換の際はベビー布団を干したり表面を掃除することも忘れないでください。

ベビーベッドの隙間

ベビー布団を清潔にしていても、ベビーベッドの四隅などベッドにダニが落ちている可能性も忘れてはいけません。

ベッドに落ちたダニの死骸はもう増えないと思いがちですが、これが赤ちゃんのアレルギーの原因にもなり兼ねません。しかもダニの種類によっては、そのダニを捕食する別のダニもいるのです。

1日に1回は、ベビー布団を持ち上げてベッドの床を掃除して空気を通してあげましょう。

ベビー布団に潜むダニ

チリダニ(ヒョウヒダニ)

チリダニチリダニは体長0.5ミリ以下の肉眼でが確認しにくい小さなダニです。布団やカーペットの中に潜みやすく、ベビー布団では赤ちゃんの皮脂やフケ、垢をエサとして貯めています。

チリダニは赤ちゃんの肌に触れても吸血はしません。細かくは、ヤケヒョウダ二とコナダニに分類されます。

チリダニを赤ちゃんが吸いこんで体内に入れることで、アレルギー症状が出る原因になります。生存しているチリダニだけではなく、死骸やチリダニのフンもアレルギーをひきおこします。

小児喘息やアレルギー性鼻炎、結膜炎になることを予防するためにも寝具のダニ対策を徹底しているか再確認してください。

ヒゼンダニ

ヒゼンダニもベビー布団に潜む可能性があるダニです。体長は0.4ミリと小さいのですが、人間の皮膚に疥癬トンネル(かいせんとんねる)という特殊な穴を掘ります。

アタマジラミのように、ヒゼンダニは人から人へ移ります。ヒゼンダニが寄生した皮膚は、強い痒みをもつので赤ちゃんはイライラして不機嫌になります。

ツメダニ

ツメダニは、チリダニなど小さなダニを捕食するダニです。つまりチリダニが増えるとツメダニもやってきます。

ツメダニに刺されると、赤ちゃんの肌に赤い跡が出ます。痒みが1週間ほど続くので厄介です。

ツメダニは二の腕やお腹、頬、太ももなど肌の柔らかい部分を狙うので、赤ちゃんは標的になりやすいのです。

ダニ防止ベビー布団

ベビー布団そのものにダニ防止加工されているタイプがあります。

なるべく布団生地が密で、おうとつの少ない布団がダニが入り込む隙間がなく安心です。

細かい話ですが、布団表面は毛がある素材よりも、ツルツルした素材のほうがダニが停滞しにくくなります。

ダニ防止のベビー布団を選ぶときは、縫製もチェックしてください。どんなにダニ防止加工された表面でも縫製が適当では、布団の内部にダニやホコリが入りやすくなってしまいます。布団の内部に侵入されていしまうと完全に除去するのが大変です。

洗える布団で予防

ベビー布団は通常の大人がつかう布団よりも小さいので、家庭の洗濯機で洗えるタイプも多くあります。

特に赤ちゃんは、新生児期から汗やよだれで布団を汚す毎日です。いちいちクリーニングに出していては費用もかさむし受取の手間もあるので、家庭で洗えるタイプは便利です。

ベビー布団を家庭で洗うときは、中までしっかり乾燥させることが大切です。せっかくきれいにダニを洗い流しても、生乾きのまま使っていたらまたダニが繁殖したり、カビの発生源をつくってしまいます。