お風呂のカビ原因と対策

カビ繁殖の条件は5つ

お風呂カビは、大きく分けると5つの繁殖しやすい条件があります。条件が満たされるほどカビの繁殖が目立ちます。

赤ちゃんとのお風呂は時間勝負で忙しく、入浴後も着替えや水分補給に追われます。ついお風呂場の汚れやおもちゃを放置しがちです。でも、赤ちゃんはおもちゃを舐めることもあるので、お風呂場のおもちゃにカビが発生すると不衛生で心配です。

一度カビが発生すると、環境が変わらない限りどんどん繁殖します。カビが好む条件を減らして、忙しい育児中も赤ちゃんが安心して入浴できる環境を整えましょう。

水分

カビは水分の多い環境が大好きです。お風呂場にあるものは、いつもお湯や水で濡れているのでカビにとっては好都合です。

赤ちゃんが遊んでいるおもちゃは入浴後のお世話が大変で、つい次の入浴まで放置しがちです。おもちゃに残った水分はカビにとって繁殖しやすい場所になります。素材によっては一晩でカビが発生します。

気をつけたいのはシリコン製のおもちゃです。水分がしみこまないのに表面に残っていると、すぐにカビが繁殖します。

温度20度以上

温度が20度以上になると、カビは活発になります。日本では冬よりも春夏にカビが目立ちますが、これは温度が高くなりやすい季節だからです。冬でもカビやすいのはクローゼットや押し入れなど温度がこもりやすい場所です。

お風呂は1年を通してお湯を使うので温度が高くなります。だからお風呂に関しては1年中カビが活発になりやすいと考えてください。

赤ちゃんを入浴させるときは浴室の温度が低いと風邪をひいてしまいそうで心配です。

湿度60%以上

お風呂は1年を通して湿気の多い空間です。定期的に換気と乾燥を心がけないとお風呂にあるものはカビが発生しやすくなります。

カビは湿度が60%を超えると、繁殖しやすくなります。湿気の多い梅雨や夏にカビが発生しやすいのは高温多湿だからです。

赤ちゃんの鼻づまりや咳には適度な湿度が効果的なので、湿度がある環境が悪いとは言えませんが、入浴後の浴室の湿度がカビにとって繁殖しやすいのも確かです。換気をこまめに行って、湿気が停滞しないように心がけましょう。

カビのエサ

お風呂場のカビは、繁殖するための栄養となるエサが多いほど急速に増えます。シャンプーやボディーソープ、石鹸カスはカビが繁殖するときのエサになります。入浴後も浴室の壁や床、おもちゃに残っているとカビが繁殖しやすくなります。抜け落ちた毛髪や洗い流した皮脂汚れもカビの栄養です。

赤ちゃんが使うおもちゃの溝、ドアのパッキンなどに入り込んだ汚れも要注意。カビは目につかない掃除しにくい場所に発生してエサを食べながら成長します。

酸素

酸素はカビを繁殖させる流通ルートです。目に見えないカビの胞子が酸素中に漂っていると考えてください。

換気をしないと酸素中にカビの胞子が停滞します。天井に発生したカビが、今度は急に足元に近い壁に発生したときはカビの胞子が漂って天井から移動してきた可能性もあります。空気の入れ替えをするには、換気扇をこまめにまわしてください。

入浴後に冷水シャワー

赤ちゃんとお風呂に入ったあとは、お世話もあるので掃除する時間はなかなかとれません。簡単なカビ対策として、冷水シャワーを浴室の床や壁全体にかける方法があります。お湯よりも冷水のほうが浴室の温度と湿度が下がりやすくなります。

赤ちゃんがつかったおもちゃにも冷水をかけておきましょう。流し忘れたボディソープやシャンプー、皮脂汚れを残さないように勢いよく流してください。

カビは乾燥に弱い

おもちゃや洗面具などお風呂に置いているものは、乾燥させることがカビ対策の基本です。水分や湿気が減ればカビも繁殖できません。浴室に置いておくときは床や壁から離して、空気に触れる面を多くつくることがポイントです。

赤ちゃんのおもちゃは入浴時以外は乾燥させますす。おもちゃ全体が空気に触れて乾燥しやすくなるように、ネットや目の粗いカゴにいれて吊るします。置くなら床よりも、空気の通るラックや棚が効果的。天気のよい日中はベランダに干しておくと簡単に乾きます。