スマホ育児の現状

赤ちゃんと過ごしているとき、スマホを使ってどんなことをしていますか?育児中のスマホ利用をどう思いますか?興味深いニュースがあったので紹介します。

スマホ育児のアンケート

毎日新聞の記事によると、玩具メーカーのセガトイズがおこなったアンケートで、対象の母親800人のうち「子どもをスマホで遊ばせたことがある」と回答したのは63.3%だったそうです。ちなみに回答者は全国の4~8歳の第一子をもつ20~49歳の母親です。

実に半数以上のママたちが、子どもにスマホを触らせているとわかります。このアンケートでは4歳以上の子どもがいる家庭を対象にしていますが、スマホを触らせているのは4歳以上の子どもだけとも言えません。実際には赤ちゃんもスマホを触りたがることが多いので、スマホを模したおもちゃがあるほどです。

ママは罪悪感

アンケートでは「子どもをスマホで遊ばせたことがある」と回答したうちの76.3%が「よくないことだと思う」「ややよくないことだと思う」と考えているとわかったそうです。

スマホに頼ることへの罪悪感を感じるママが多いようです。子育てでスマホに頼ることが増えていること、それを最善策だと思っていないママが多いと解ります。

アンケートによると、ママたちは外部通信や費用がかからないスマホ玩具に安心感を持っているそうです。こうした考えは、0歳や1歳の赤ちゃん家庭でも当てはまるのではないでしょうか。(参考1)

知育アプリを活用

赤ちゃんにスマホを持たせることが遊びではなく、知育のひとつだと考えているママもいます。実はスマホアプリには、かなり趣向を凝らした子ども向けアプリがあります。

スマホの特性を生かして、タップするだけで音が出たり色が変わるなど赤ちゃんが興味を持つ内容になっています。挨拶や英語を学ぶアプリや、歌や読み聞かせのアプリもあるのでしつけの1つと考えるケースもあります。

ただ知育アプリといっても液晶画面を見ることにかわりはないので、長時間見ることは避けたいです。幼少期からスマホを扱うことで課金や外部サイトに対しての警戒心がなくなることも心配なので、ママの管理のもとで活用することが鉄則です。

スマホは最終手段

ママにとってスマホは連絡手段の1つかもしれませんが、赤ちゃんにとってはゲームやおもちゃの1つ。明るく光ったり音が出て画面が動くから、赤ちゃんが興味をもつ要素はたっぷり。なかなか自分専用は与えられないとわかれば、もっと興味を持ちます。

スマホをおもちゃ代わりにしても良い、または仕方ないと考えるのは公共の場など人が集まる場所で静かに過ごしたいときでしょうか。

静かに待たなければいけない場所や、簡単に途中下車できないバスや電車では「泣いたり騒いだりすると困ってしまう」と焦ってしまうものです。そんなときは奥の手でスマホを持たせると、少し静かになって遊んでいる赤ちゃんも見かけます。

普段からおもちゃにしているのではなく、最終手段の1つとして考えていても切羽詰まった状況を理解してもらえずに、「スマホで子守をしている」と周囲に勘違いされることもあるので難しいところです。

コミュニケーション不足が心配

育児に追われる生活で、短時間だけでも自分が集中できるようにと赤ちゃんにスマホを持たせたり見せた場合、ママにとっては自由時間のチャンスですが癖にならないよう心がけたいです。

親子のコミュニケーションをとるとき、スマホを触っていることでママから赤ちゃんに話しかける頻度が減ったり、赤ちゃんがママを見る頻度が減るようならスマホの扱い方を考えるべきです。

育児負担を考えて

スマホの液晶画面を見続けると視力が低下したり、脳への刺激が続いて眠りが浅くなるケースも心配です。そんなデメリットも考慮しながら、各家庭でどんなときにスマホを育児に活用するか考えてみてください。

もっと掘り下げると、ママへの育児負担が大きくなるほどスマホ育児に頼らざるをえない状況も増えるという現実も知ってほしいです。スマホ育児に依存しすぎないためには、家族や周囲の理解と協力が必要です。

参考:毎日新聞自分の時間ほしい “スマ放置ママ”6割