花粉症ママの授乳対策

花粉症状がおさまらない時期の授乳はとても大変です。特に母乳育児では簡単に市販の薬を服用できないので困ります。ここでは花粉症に対応しながら授乳を続けるコツをまとめています。

市販の薬はNG

花粉症と育児くしゃみや鼻水が止まらないけれど風邪ではないと、病院にいかずに済ませたいものです。わざわざ赤ちゃんを病院に連れていくのも避けたいところです。

妊娠中は市販の薬は使用できませんでしたが、母乳育児中も市販の薬は控えたほうが安心です。

市販の薬の多くは、授乳中の使用を控えるように注意書きがあるので従ってください。

「薬だから赤ちゃんの体にも良いのでは?」と思うかもしれませんが、薬は年齢や体重で1回の服用量が異なるので、ママの薬を赤ちゃんに与えることも危険です。

母乳を介して、薬の成分が赤ちゃんに届いてしまいます。全ての薬が赤ちゃんに影響するとは確定していませんが、逆にどの薬も赤ちゃんに影響する可能性があると考えてください。

母乳育児中の処方

母乳育児中は市販の薬よりも、病院で母乳育児を前提として処方してもらいます。

宣伝されている花粉症状向けの内服薬は、効果がわかりやすく説明されているので効き目に興味がありますが、花粉症患者はシーズン終了まで薬を続ける傾向にあるので、結果的に病院で処方されたほうが費用が抑えられるケースもあります。

また、母乳育児前提で処方された薬なら、赤ちゃんへの授乳も安心です。

妊婦にすすめられていない市販薬をのんで、不安になりながら授乳したり時間や量を調節するのでは、ママにも赤ちゃんにもストレスです。

授乳中は窓をしめて

花粉症に悩むママが授乳をする時は、その場に花粉が近づかないことが1番理想的です。

室内で授乳するときは、窓をしめて換気を休止してください。気温の高い日は、夜に冷えて地面に落ちた花粉たちが、暖かい気温によって再び空気中に舞い上がります。

だから換気していると、新鮮な空気と一緒に花粉まで侵入してくるのです。もしも換気をしたいときはカーテンを閉めるなど、直接花粉が届かないよう工夫します。

鼻うがいで応急処置

授乳中の鼻のムズムズほどイライラすることはありません。鼻がムズムズしても手は赤ちゃんを抱いているし、大きなくしゃみをしたら授乳中の赤ちゃんは驚いてしまいます。

花粉症で鼻がムズムズするのは、鼻粘膜に異物だと判断される花粉やほこりが付着している可能性が高いです。ですから、そこを綺麗にしたらムズムズ症状をダイレクトに抑えることができます。

授乳前に軽く鼻うがいをしてみましょう。もしも、うがいをできない状況なら、鼻がスーッとするようなミント系の香りをかぐだけでも効果的です。花粉症状で鼻水がとまらないときも活用できます。

ただし再び鼻粘膜に花粉が付着すればアレルギー反応がおこります。授乳中のママの花粉症状を和らげる一時的な対策だと考えてください。

マスクで飛沫防止

授乳中でもママがくしゃみや鼻水に悩まされてしまうのが、花粉症ママのの大変なところです。

マスクをして授乳すると、一時的にくしゃみや鼻水の飛沫を赤ちゃんにかけないで授乳できます。

赤ちゃんによっては普段見たことのないマスク姿のママに興味津々でじっとみていたり、逆にいつもの顔が見えなくて不安でソワソワ泣きだす赤ちゃんもいます。

マスクを不安そうに眺めているときは、手を握ったりときどきマスクをずらして笑いかけたりと慣らしてあげましょう。

新生児期をすぎて活発になった赤ちゃんのなかには、マスクをとって遊びたがる赤ちゃんも見られます。飛沫がついているのでマスクを共用することはできませんし、なにより大人用のマスクでは赤ちゃんの呼吸器官を塞いでしまって危険です。

漢方薬の併用

花粉症に薬を服用することが心配、常服薬をつくりたくない人には、やさしい効き目の漢方薬がおすすめです。

ただし花粉症状がつらくて、すぐに目に見える効果が必要な人には不向きです。漢方薬はその症状を治すことよりも、体をつくることから始めるので継続しないと意味がありません。

漢方薬でジワジワと体の中から変わっていくことは授乳にも影響が少なくて理想的ですが、「今すぐ花粉症状を止めたい!」と急ぐ人には物足りない場合があります。

おすすめは漢方薬を体質改善として併用することです。花粉症状が出る前から漢方薬を活用して免疫力のあがる体つくりを目指してください。

もう花粉シーズンがピークになっていて、効果が得られないと諦める必要はありません。また次の花粉シーズンに向けて漢方薬を選び、活用し始めましょう。

漢方薬のなかには子宮の収縮を促す働きのあるものもあります。始めて漢方薬を選ぶときは、医師や処方箋薬局に相談すると確実です。

花粉症ストレスが授乳に影響

読み聞かせ育児花粉症に限った事ではありませんが、ママがストレスを溜め続けると母乳が減少したり、赤ちゃんが美味しいと感じる味に変化がおこります。

花粉症の授乳対策は必要ですが、あまり考えずに自分がラクな授乳スタイルを探してください。例えば、お散歩で外出すると花粉症状が強くでて授乳が大変なときは、無理に散歩を予定通りに行わなくてもよいのです。

ママと赤ちゃんが楽しめているなら、花粉症状がでたときは少し近道ルートで時間短縮でお散歩を終えてください。

ママが花粉症ストレスをためすぎないことが赤ちゃんのためにもなるので、スケジュールが変わってしまっても花粉の時期は仕方のないことです。

花粉症状に悩む日は、無理を続けないでください。ストレスで母乳が変化することは避けたいですね。室内で読み聞かせをしたりのんびり過ごす1日を作りましょう。