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ママの正月疲れ

年末年始の疲れは、正月明けの1月半ばにどっと出てくるものです。

離乳食初期

2020/12/24

年末年始の疲れは、正月明けの1月半ばにどっと出てくるものです。正月気分から切り替えて規則正しい生活に戻るのも大切ですが、ママの正月疲れを放置せず早めに休息することも必要です。

家族のお世話でヘトヘト

育児疲れ

年末年始、パパや家族は仕事も学校もお休みだからのんびりリラックスできる時期です。でも、ママにとってはとても忙しい時期です。

普段は赤ちゃんと2人でのんびり過ごしている午前中やお昼も、年末年始の冬休みは、家族の食事の準備など家事と育児をこなすことになります。

正月が終わったら、「仕事をしないで、家事と育児しかしていない」と思っていても、かなり疲れていることがあります。やっぱり家事も育児もパワーの要ることなのです。

お世話疲れの解消方法

家事や育児でお正月が慌ただしく過ぎると、正月後にどっと疲れが出てくるものです。本来は「正月気分をひきずらない」と気を引き締める時期ですが、ちょっと疲れが溜まっていると感じたら、自分の休息時間は必ずつくってください。

ママが体を休めないと、疲れがズルズル残って、いつまでも気持ちがスッキリしません。疲労がたまると抵抗力も落ちるので、インフルエンザなどのウイルスにも感染しやすくなります。

子どもと過ごす日中に、一緒にお昼寝したり手抜きすることも必要です。例えば昼食後1時間は家事をしないと決めたり、赤ちゃんが眠ったら自分も仮眠するなど、なるべく早い時期に休息時間を作ってください。

赤ちゃんを沢山の人に紹介した

年末年始は久々に会う親せきや友達に、赤ちゃんを紹介する機会も増えます。どこに行っても赤ちゃんが可愛がってもらえるのは、とても嬉しいことです。それなのに、ぐったりしてしまうのは相手に気を遣って接しているからです。

赤ちゃんを相手に抱っこしてもらうだけでも、ママは気を遣うものです。特に人見知り期で「せっかく抱っこしてもらったのに泣いてしまう」「赤ちゃんが眠くて不機嫌だから、相手に申し訳ない」「見慣れない人には警戒してしまうので失礼かも?」など深く考えてしまうこともあります。

それに「よだれで洋服を汚してしまわないか」と、ついつい近くで目を光らせてしまうこともあります。そんなことからも、赤ちゃんを紹介して楽しいはずの時間も、ママだけは気が気ではない状態が続いて、疲れが溜まってしまいます。

対人疲れの解消方法

読み聞かせ

対人疲れの解消方法は、気疲れすることを少し控えることです。お出かけや、人と会う機会の多い年末年始は、相手が誰であっても疲れてしまうものです。

赤ちゃんが眠っている間、1人でゆっくりお茶したりテレビを見るだけでもよいので、自分だけの時間を取り戻しましょう。

赤ちゃんと2人っきりのゆったりした時間も年末年始は減りがちです。時には時間を気にせず赤ちゃんと遊んだり、読み聞かせや散歩をして母子の時間もつくります。

気心の知れたママ友達や、赤ちゃんの友達に会うほうが普段の生活を実感してホッとする時もあります。これは人それぞれです。正月明けは、焦らずどうしたら自分が気疲れしないかを考えながら過ごします。

「ママ友達や人付き合いは嫌いじゃないけれどゆっくりしたい」と思う時は、児童館や公園に、正月明けすぐに行く必要はありません。対人面で疲れを感じている時は、公園を通らないお散歩ルートを開拓してみましょう。

普段と違う生活リズム

年末年始の生活リズムが崩れると、ママは赤ちゃんのお世話負担が増えます。普段なら眠くなる時間も、家族が起きて賑やかに過ごしていると、赤ちゃんも興奮して眠る時間がどんどん遅くなりがちです。

就寝時間が遅くなると、起床時間も遅くなってしまいます。朝いつもどおりに目覚めることができても、睡眠時間が足りないので昼寝時間を増やして補おうとします。その結果、昼寝で不足した睡眠時間をカバーするので、また夜は夜更かしができてしまうのです。

こうなると赤ちゃんに合わせてママも就寝時間を変えることになってしまいます。「いつも通りに寝てほしい」と思えば思うほど、うまくいかない夜はストレスが溜まります。

夜更かし疲れの解消方法

夜泣き

正月の生活リズムの変化で、なかなか赤ちゃんが眠らなかったり、眠りが浅くなって夜泣きを繰り返す場合は、就寝時間よりも夕方以降の過ごしかたを見直してみましょう。

例えば、夕方から買い物に行って帰宅する時間が遅いと赤ちゃんはスーパーの明るい照明や人ごみに興奮したままだったり、逆にベビーカーの揺れが心地よくて遅い時間の昼寝が始まってしまいます。刺激を与えるようなお出かけは、夕方前に済ませておきます。

特に1月は空気も乾燥して夕方からは気温もぐっと下がるので、インフルエンザなどのウイルス感染も心配です。体温調節ができない低月齢の赤ちゃんは、冷たい気温で体を冷やすこともあります。

赤ちゃんは大人と違って、「夜だから電気を消して今すぐ寝よう!」ときっぱり切りかえることが難しいものです。

夕方以降は、なるべく室内でゆっくり過ごすことを心がけましょう。テレビや照明も、刺激になるほど強いものは徐々に控えて眠る準備をゆっくりゆっくり始めてください。お風呂にはいって体を温めるのもおすすめです。

そして、夜泣きがあるときは、可能な限りママも赤ちゃんと同じように、ゆっくりゆっくり眠る準備をして夜更かしせずに眠れるときに眠ってしまいましょう。

夜泣きに関しては、イライラしても終わりません。ママも睡眠不足にならないようにしっかり眠って、赤ちゃんの夜泣きに付き合ってあげると考えたほうがストレスになりません。

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