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2012年、インフルエンザ予防接種が始まりました

2012年のインフルエンザ予防接種が始まっています。インフルエンザの簡単な説明と、よく聞く疑問をまとめて紹介します。

シリアルを食べる赤ちゃん

2020/12/24

2012年のインフルエンザ予防接種が始まっています。保育園で沢山の人と接する赤ちゃんや、公園や児童館で沢山遊ぶ赤ちゃんは早めの予防接種がお勧めです。インフルエンザの簡単な説明と、よく聞く疑問をまとめて紹介します。

インフルエンザの特徴

赤ちゃんとインフルエンザ

インフルエンザの症状は風邪に似ていると思われていますが、その症状の辛さは風邪以上になることも多い病気です。

インフルエンザの症状の中でも代表的な症状は、急に出る高熱・体の倦怠感と筋肉痛・頭痛・寒気・咳きや痰です。

赤ちゃんに急に高熱が出た時は、風邪では無くてインフルエンザの可能性があります。必ず医師の診断をうけて、処方される薬を飲んで休ませてください。

インフルエンザの症状を放置すると、肺炎やインフルエンザ脳症という病気を併発する恐れがあります。どちらも致死率が高く、高熱から後遺症が残るケースもあり心配です。

今年のインフルエンザ予防接種はいつから?

2012年のインフルエンザ予防接種は、10月から始まっています。特別にワクチンが足りない状況ではありませんが、病院が混雑する前の11月までには接種することをお勧めします。

病院によっては予約が必要で、なおかつ乳幼児は2回に分けて接種する必要があるので早めに行動してください。

インフルエンザ予防接種の費用は?

インフルエンザの予防接種は自費負担です。任意接種のワクチンは病院によって考え方が異なるので、費用にもばらつきがあります。いわゆる自由裁量というもので、費用の設定は病院側が決めることになっています。

接種費用は、だいたい2000~5000円の範囲内で定められているようです。ただし地域によっては、その地域に住んでいる子どものインフルエンザ予防接種費用の一部を負担してくれる動きもあります。各自で地域の補助が受けることができるのか、調べてみるとよいでしょう。

13歳未満は、1度の接種できるワクチン量も少ないので2回接種することになります。費用の支払いも2回ごとになるので、気をつけてください。

他の予防接種とどちらを優先する?

インフルエンザ予防接種

赤ちゃんのうちは予防接種がオンパレードです。予防接種のスケジュールをたてないと、解らなくなってしまうほどです。

インフルエンザ予防接種を赤ちゃんが受ける場合は、1回目から1~4週間あけて2回目を接種するので、長いと1ヶ月かけて予防接種を行うことになります。

インフルエンザの予防接種は任意接種と言って、予防接種を希望している人だけが受ければ良いのですが、任意接種の中でもインフルエンザンは多くの人が希望しています。

一方、予防接種の案内状が送られてくる定期予防接種は、「国が接種費用を負担するので期間内に、定められた場所で接種しましょう」というものです。

そう考えると、案内状がきて費用負担もあるのだから、定期予防接種を優先するべきだと思いますが、インフルエンザの場合はちょっと違います。

12月はインフルエンザが全国的に猛威をふるうことが多く、そんな時はインフルエンザの予防接種を優先する場合があります。ワクチンによっては、日数をあけて接種する場合もあります。

インフルエンザの予防接種を受けたい時期に、そのほかの予防接種をうける予定をたてている場合は、かかりつけ医に相談して順番を確認してください。

ワクチンの効果はいつから?

インフルエンザ予防ワクチンの効果は、予防接種から約2週間後に発揮され始めます。

ということは、インフルエンザウイルスが猛威をふるう2週間前には予防接種を終わらせておく必要があります。さかのぼると、インフルエンザ患者が増える12月に間に合うように予防接種するには、11月には予防接種を始めていたほうが安心です。

ワクチンの効果はいつまで?

インフルエンザの予防ワクチンは、約5ヶ月の効果だと考えられています。個人差があるので、確実な日数は明言されていません。

約5ヶ月で効果が無くなるということは、毎年、予防接種をする必要があるということです。ワクチンの内容も毎年変わるので、去年の冬に予防接種していたとしても、その効果は消失していると考えてください。

家族がインフルエンザに感染した

家族がインフルエンザに感染したん場合は、赤ちゃんの熱を毎日はかってください。急に発熱したり、高熱が続く時は家庭内で感染している可能性が高いので、すぐに病院に行きましょう。

もともとインフルエンザウイルスは感染率が高いので、家庭内で感染してしまうことは珍しくありません。

家庭内での感染を防ぐためには、生活する部屋を分ける、食器を別々で使用する、ドアノブや椅子の背もたれなど手を置く場所をこまめに掃除、赤ちゃんの手指をこまめに消毒することが効果的です。インフルエンザに感染している人は、室内でもマスクをしておきましょう。

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