歯磨きを嫌がる赤ちゃん

どうして歯磨きで泣くの?

いやいや歯磨きをしようとしたら逃げ出したり、歯磨きを始めると暴れて泣きだす赤ちゃんもいます。どうして歯磨きを嫌がるのか、その原因をわかりやすく紹介します。毎日の歯磨きにてこずっているママは、当てはまることがないかチェックしながら読んでください。

歯磨きで泣くのは、何らかの理由があります。でも、大人にとって歯磨きはごく当たり前のことなので、赤ちゃんのなく理由にすぐ気がつくことができません。でも、ここで無理矢理歯磨きを続けると、赤ちゃんは歯磨きに恐怖心や嫌悪感を抱いてしまいます。

歯磨きを嫌がる赤ちゃんには、こんなことに注意してください。
・強い力で押さえつけることを続けない。
・強い口調や大声で怒らない。
・焦ってブラシを強くあてない。

どれも歯磨き嫌いに拍車をかけてしまいます。赤ちゃんが嫌がって泣いたら、ママも内心は焦ってしまいますが、歯ブラシを動かしながら優しく落ち着いて話しかけてください。

仰向けが落ち着かない

仰向けは無防備な体勢なので、落ち着かないと感じる赤ちゃんもいます。歯磨きの時もバスタオルやブランケットを、体にかけてあげましょう。ちょっと重みがあると落ち着きます。

寝返りが大好きな赤ちゃんは、仰向けの状態から体をひねってうつぶせに変えようとします。歯磨きをしながら、下半身がねじれているようなら寝返りで遊ぼうとしているサインかもしれません。

仰向け寝で歯の裏側を磨く時は、飛沫が飛んで赤ちゃんの顔にかかってしまいます。これに驚いて嫌がる時は、口の手前にママの指を置いてガードしてあげましょう。

動けないと不安

動きの活発な赤ちゃんは、歯磨き中も手指を動かしたり、足を持ち上げては降ろして遊んでいます。でも、顔は固定されているので寝返りや移動はできません。これが、とっても気になってしまう時があります。

動きたがって泣いてしまう赤ちゃんは、歯磨き前に思いっきり体を動かす遊びをさせてあげましょう。もしも遊んでいる時に、歯磨きの時間になってしまったらキリの良いところで歯磨きに移行します。

急におもちゃを取り上げたり、動きを遮ることは避けます。突然遊びを中断されたら、赤ちゃんだって不愉快です。手に持っていられるおもちゃなら、そのまま持たせて歯磨きをしてみましょう。

押さえつけられて怖い

歯磨き赤ちゃんは、パパやママに優しく抱っこされることは大好きですが、強い力で押さえつけられると気が動転して怖くなってしまいます。

歯磨き中は、赤ちゃんが顔を動かすと歯ブラシが喉にあたったり顔にぶつかったりすることが心配です。だから親としてはじってして欲しいものです。

でも赤ちゃんはそうは思っていません。ずっと押さえつけると、さらに怖がったり嫌がる可能性が高くなります。

歯磨きを1度で済ませたいからと、つい押さえつけて動きを制限しがちですが、何度も繰り返すと赤ちゃんは歯磨き前に警戒心を抱きます。そうなると歯磨きがもっと大変です。

赤ちゃんが動いて危ない時は、「ここだけは磨こう」と決めた場所をしっかり磨いてください。怖がって大泣きしている時は、その場所が磨けたらちょっと休憩です。赤ちゃんも興奮しているので優しく抱っこして、落ち着かせてあげましょう。

赤ちゃんの体を押さえる時に、「体の自由がきかない」といことだけに集中しないように、優しく話しかけたり歌ったりしながら進める方法もおすすめです。

寝かせずに、体を縦気味に抱っこして歯磨きをすると、押さえつけている印象を受けずに歯磨きできます。体の大きいパパが歯磨きする時にもおすすめです。

虫歯や歯肉の異常がある

虫歯虫歯や歯周組織など、赤ちゃんの口内に異常がある場合は、歯ブラシの刺激を痛がっている可能性があります。この場合は、歯磨きが原因ではないので口内の異常を治してあげましょう。

特に歯ブラシの刺激で痛みを感じる虫歯の場合は、もう初期症状を通り越しています。歯の表面のエナメル質が溶けだしただけなら、見た目は変わりますが、痛みを感じる神経には伝わりません。

歯が痛むのは、虫歯の症状がエナメル質の下の象牙質(ぞうげしつ)まで進行している可能性があります。象牙質は歯の神経である歯髄(しずい)と繋がっているうえに、エナメル質よりも柔らかいので虫歯が進行しやすい場所です。しかも私たちの目には、通常見えない部分なので症状の確認が困難です。

虫歯以外にも、歯を支えている歯茎にプクッと腫れた膿が出来ていたり、口内炎(こうないえん)があって大きく口をひらくとツライ場合も考えられます。

歯ブラシが合っていない

歯磨きをする時に、乳歯にあった歯ブラシを選んでいますか?赤ちゃんの乳歯に対して、大きすぎて磨きにくい歯ブラシはつい力が入ってしまって不向きです。ブラシ部分が硬いばあいは、乳歯の表面や歯茎を傷つける恐れがあります。

大人用の歯ブラシには、「小さめサイズ」と表記されているタイプもありますが、これは大人の永久歯にとって小さめということです。乳歯にはまだまだ大きいので、赤ちゃんには乳歯専用の歯ブラシを使用してあげましょう。

乳幼児に歯ブラシは、乳歯の生え始めや、乳歯から永久歯への生えかわりに合わせて幾つかの月齢に合わせた歯ブラシがあります。赤ちゃんの歯や年齢に合わせて、その都度買い替えてください。