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つかまり立ちの転倒

つかまり立ちをする赤ちゃんは、まだまだ頭が大きくて上半身が不安定になりがちです。つかまり立ちは危険や怪我も増えてしまうので十分な注意が必要です。

おすわり成功の赤ちゃん

2020/12/24

赤ちゃんの転倒

つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんはいつでも自分で何かにつかまって立つことができます。そのぶん、危険や怪我も増えてしまうので十分な注意が必要です。

はいはいでも転倒はありますが、床と赤ちゃんの頭の距離が短いため転倒といっても体ごと転がるようなことが多く見られます。頭だけではなく背中や腕でも頃がった時の衝撃を受けます。

つかまり立ちの場合は立っている赤ちゃんが床に転倒するので、はいはいよりも体に対する衝撃が強くなります。特に1番最初に床についた部分は、大きな衝撃をまとめて受けることになります。

つかまり立ちをする赤ちゃんは、まだまだ頭が大きくて上半身が不安定になりがちです。つかまり立ちのときは転倒すると、頭から打つことが多いと覚えておきましょう。

つかまり立ちからの転倒は、はいはいの時よりも、転倒時の衝撃から体や頭を守る必要があります。常に近くにいる時は支えることができますが、自由に立つことができるようになると、いつ転倒するかわからないところが心配です。

つかまり立ちで転倒しやすい場所

つかまり立ちによって転倒しやすい場所は、足元や手の置き場所が不安定で、赤ちゃんの体がしっかり立てない場所です。

軽い棚やテーブルは、赤ちゃんが一ヶ所に重心をかけることで不安定になります。赤ちゃんがよく手を置く場所は簡単に倒れたりグラグラしないように、地震対策で使う家具の転倒防止グッズを使うなどして工夫します。

見落としがちなのは棚についている扉です。急に開くと赤ちゃんは驚いて転倒する可能性があります。少しの衝撃で開いてしまう扉には、いたずら防止のストッパーで簡単に開かないようにします。

転倒による怪我

赤ちゃんはつかまり立ちから転倒する時、尻もちをついて横や後ろに上半身を倒します。足元が不安定だと尻もちをつけずに、上半身から床に倒れ込みます。

上半身から倒れ込む時、大人なら手をついたり、顔や頭を守ろうとしますが赤ちゃんはとっさに顔や頭を守ることができません。うちどころによっては、強く頭を打ってしまったり、鼻や歯を床にぶつけてしまいます。

赤ちゃんは尻もちをついても、オムツがクッション代わりになります。でも顔や頭はガードされません。二次的な怪我を防ぐためには、いつもつかまり立ちで使うテーブルや棚周りには硬いもの等、顔や頭部を傷つけるものを置かないようにします。

転倒防止ジョイントマット

つかまり立ちによる転倒は、転倒する場所によって衝撃が大きく変わります。床が硬いと、どこを打っても赤ちゃんは痛い思いをします。それを防ぐため、つかまり立ちをよくする場所やバランスを崩しやすい場所の床に工夫をします。

ジョイントマットは価格的にも安価で手に入るので、一時的な保護材として選びやすいマットです。パズルのようなつなぎ目で、1枚ずつはめこんでつなげるマットが出回っています。ビニールコーティングされていると、離乳食をこぼした時も拭きとりやすく便利です。

ジョイントマットの多くは厚いスポンジが入っています。赤ちゃんが顔をぶつけたり頭を打っても、衝撃を吸収するので大きな怪我を防ぐ効果が期待できます。

ジョイントマットの便利な点は、安価に手に入りやすいことの他に、不要な時は1枚ずつ取り外せるところです。逆に後から足すこともできるので、ジョイントマットを移動させたり片付けることが簡単にできます。

子どものいない家や旅行での外泊先に持っていけば、簡易的な遊びスペースを作ることができ、先方の床を汚さないように遊ばせることができるので転倒防止以外でも役立ちます。

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転倒防止コルクマット

コルクマットは、ジョイントマットと同じ作りでよく売られています。コルクは衝撃や音を吸収する効果が期待できるので、つかまり立ちを卒業して一人歩きするようになっても階下に音を響かせたくない時に役立ちます。

ジョイントマットは表面がビニール加工してあったり、カラフルな色やキャラクターものが多いのでインテリアとしては子ども向けです。コルクは大人が集まるリビングでも気にならないので、インテリアの邪魔をしません。

コルクマットは床暖房の上には不向きな商品もあります。なかには床暖房対応のコルクマットもあるので、敷く場所によって選びましょう。

一般的なコルクマットは断熱性も優れているので、寒い冬は床暖房のないところに敷いた方が暖かくなります。また使い続けると、品物によっては表面のコルクが粉状になって出ることがあります。長く使用している時は、こまめに掃除機で吸うようにしてください。

転倒防止ウレタンマット

ウレタンマットはキャンプやアウトドアでも使うので携帯しやすいようになっているものから、家を作る時の断熱財に使われているものと同じもの、ベッドマットとして使える低反発タイプなど様々です。

子どもの遊び場で使用されることの多いウレタンマットは、幼稚園や小児科のソファーの素材にもよく使われているので怪我防止には最適な素材です。

ブリヂストンのウレタンマットレス

赤ちゃんや小さい子どものいる家庭ではブリヂストンの除湿マットレスがお勧めです。湿気がたまるとセンサーの色が変わるので日干しして元に戻すのでお手入れしやすいウレタンマットレスです。

表面は汗を吸いやすい綿で、中はウレタンを使用しているので赤ちゃんや子どもが出す音を吸収でき、転倒時も頭に受ける衝撃が少ないことが特徴です。

通常はベッドマットとして使用しますが軽くて移動させやすいので、遊び場に使用することもできます。このマットレスならそのままお昼寝して、赤ちゃんが汗をかいても除湿できるのが魅力です。

ただし、赤ちゃんを保護できるマットを敷いたからといって転倒事故を完全に防ぐことは不可能です。転倒事故を防ぐためには、親や周囲の大人のサポートが大前提です。つかまり立ちをするようになったら必ず、目を離さずに赤ちゃんを見守ってください。

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