寝返りしない赤ちゃん

赤ちゃんのなかには、元気に健康に成長しているにも関わらず、いっこうに寝返りしない赤ちゃんもいます。

多くの育児書では生後5~6ヶ月で寝返りの兆候や寝返りをする赤ちゃんのを成長の目安として紹介しています。そのため、寝返りの兆候が見られないとママは不安になってしまいます。

寝返りをしない理由は、人それぞれです。体の問題や、怪我で寝返りができない場合は無理に寝返りをさせないほうが良いと指導されることもあります。

赤ちゃんの体重と寝返り

寝返りしない赤ちゃん寝返りは体を動かすので、体重の軽い赤ちゃんのほうが早くマスターすることがあります。同じ月齢でも、体の大きい赤ちゃんは体をひねっても、なかなか寝返ることができないケースがあるのです。

体の大きな赤ちゃんは、寝返りはゆっくりマスターすると考えましょう。そもそも寝返りは赤ちゃん自身がコツを覚えれば、急にできてしまうことがあります。

寝返りよりも、足や腰を見てください。寝返りに成功しなくても足や腰をひねろうと動かしたり。高く持ち上げている場合は寝返りに挑戦しているかもしれません。

寝返りをした時、片側の腕は赤ちゃん自身がお腹の下から抜かなければいけません。この腕が抜けないと、バランスを失って元に戻ってしまいます。

体の大きな赤ちゃんは体重によっては腕を抜くことに時間がかかります。それでも挑戦していれば次第にコツがつかめるかもしれません。ママが簡単に手を差しのべる前に、赤ちゃんの努力を見守ってあげましょう。

寝返りしにくい環境の赤ちゃん

赤ちゃんのなかには、寝返りの動作自体をする環境にない場合があります。

寝返りしにくい環境とは、赤ちゃんの周囲に物があって寝返りできなかったり、赤ちゃんが動きにくい状態にいることです。

移動の多い赤ちゃんはベビーシートやチャイルドシートがそのまま家庭に持ち込めるタイプに寝ていたり、ベビーバウンサーでユラユラ揺れることが好きな赤ちゃんもバウンサーに乗っている時間が多くなりがちです。

実はベビーシートもバウンサーも背骨が伸びることが、あまり無いので体を動かしにくい環境です。時々おろして平面に赤ちゃんを寝かせてみましょう。

赤ちゃんが寝返りのきっかけを掴むには、まず寝返りできるスペースが必要です。大人ならば腕を伸ばして横方向に障害物が無ければ、十分に寝返りのスペースが作れます。

しかし、赤ちゃんの場合は首のひねり具合や腰と足の向く方向で、真横に寝返りしない場合があります。赤ちゃんの寝返りスペースは、慣れないうちは円形にスペースを作りましょう。

寝るより立ちたい赤ちゃん

赤ちゃんのなかには、寝返りに興味を示さない子もいます。何に興味を示すかはそれぞれなので、寝返りにあまり興味をもたない赤ちゃんでも体が健康ならば様子を見ます。

順序をとばしたり好みを主張するのは寝返りだけではありません。はいはいをするよりも、つかまり立ちを頑張る赤ちゃんもいます。

親としては寝返りを全てしっかりマスターして1歳を迎えたいと考えるかもしれませんが、一生できない動作ではありません。それでも生後1年は何が早くできるのか、何ができないのかを育児書の平均値や周囲の赤ちゃんと比べてしまいます。

寝返りすることよりも立つことが好きな赤ちゃんは、寝返りの習得は遅いかもしれませんが、立つことから歩くまではスムーズに進みそうです。