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ママが聞きたくないNGワード

育児中のママが聞くと、ちょっと傷ついてしまう言葉があります。ママが聞きたくないNGワードを紹介します。

赤ちゃんとパパとママ

2020/12/23

こんなセリフは傷つく!

育児中のママが聞くと、ちょっと傷ついてしまう言葉があります。パパは傷つける為に言ったわけではないけれど、産後のママはちょっとナーバスになっています。ママが聞きたくないNGワードを紹介します。

NGワードだからといって、言ってしまったら悪いとは限りません。ただ、ママがちょっとだけ傷つく可能性があると知ってほしいです。

外出できないママへのNGワード

育児

朝から夜遅くまで外に出ているパパにとって、1日中家にいることは休息をイメージします。だから、「ずっと家にいるんだから疲れないだろう」と思ってしまうのも仕方の無いことです。

でも、ママは好きでずっと家にいるのではありません。月齢の低い赤ちゃんを育てている時は、日射しが強い日・風が強い日・気温が高いまたは低い日というだけで、買い物を明日にずらした方が良いのかと悩んでいます。これはママの都合ではなく、全部赤ちゃんのことを案じているのです。

本当は外に出てリフレッシュしたい時も、翌日が乳児健診だと「今日風邪をひかせてはいけない」と、赤ちゃんの体調を考慮して家で過ごすことだってあります。

だから「ずっと家にいる」のは本当だけど、ママは「外に行きたいけれど行けない」状況なのかもしれないとも考えてみてください。

仕事をしていないママへのNGワード

妊娠・出産で働くことから遠ざかっているママにとって「仕事をしていないんだから、時間があるだろう」「仕事をしていないんだから疲れないだろう」というような言葉は、ママを追い詰めるだけです。

パパにとっては「仕事をしていないんだからゆっくり休んで」という意味でも、ママにとっては働いていないことに負い目を感じることもあります。だけど今は、家事と育児があるから働けないのが現状なのです。

仕事を上位に考えて、育児を下に見られることにも敏感です。「パパの役割は仕事、ママの役割は育児」というように夫婦の分担作業だと思ってください。

体型や外見に関するNGワード

産前産後は体型に関してとても敏感になっているママが多いものです。また、赤ちゃんと頬をくっつけた時に、化粧品で荒れないようにメイク用品を使用しないママもいます。

産後は、外見や体型の変化に対して無理に褒める必要はありません。そう感じても、口には出さない優しさがあれば充分です。

繰り返し、指摘を続けるとダイエットで母乳が出なくなったり、不眠で育児に支障をきたすことが心配です。体重管理で無理をさせないように、焦らせないことも必要です。

育児に対するNGワード

育児

赤ちゃんが離乳食をこぼして周囲を汚したり上手に眠れない時や、いつまでも泣きやまない時に、なぜか赤ちゃんの母親に責任を問うことがあります。責めたり責任を押しつけていると、育児ノイローゼや産後うつが心配です。

育児ノイローゼや産後うつは、精神面での細やかなサポートが必要で、かといってサポート体制があってもすぐに治るとは限らないのが不安な症状です。

赤ちゃんはママと長い時間過ごしていますが、大人にとって扱いやすく育てることだけが良い育児ではありません。

周囲を汚したり大泣きしている赤ちゃんのお世話をしているママは、育児が出来ていないのではなく、赤ちゃんの自主性を尊重してあげているとい見方もできます。

常にママだけを責めることは避けるようにします。パパとママは、赤ちゃんに接する時間に差があるかもしれませんが、赤ちゃんから見たら両親です。育児の責任も同じ量を背負っているのです。

パパのいない時間を尊重して

パパが仕事や用事で外出している時間が、ママにとっては休息時間ばかりではないと理解してあげましょう。

実は、パパがいない時間こそママだけで赤ちゃんをお世話しなければいけない、大変な時間になっていたりします。

外出している人も家庭にいる人も、やるべき事は違うけれどやることがあるんだとお互いを尊重することが大切です。「どっちが大変か」「どっちが気楽に生活しているか」を突き詰めることは、どちらかの努力を踏みにじることになります。

求めているのは共感

ママは褒められたいのではなく、パパに育児の悩みや出来事に共感してほしいのだと考えてみてください。「すごい頑張っているよね」という言葉も嬉しいけれど、ただ話を聞いて「そんなことがあったんだ」と共感するだけのことが、ママの心を軽くしてくれます。

ママが聞きたくないNGワードばかり気にすると、パパの方が疲れてしまいます。育児中のママは不安や焦りを持っていることが多いので、共感してもらえるととても励まされます。ただ話を聞くだけでも、ママにとっては肩の荷を減らすことになるので、時にはパパが聞き手に回ってあげてください。

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