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認可保育園メリット・デメリット

認可保育園は保育料も安定していることも魅力ですが、人気の高い地域では待機児童もいて確実に入園できないデメリットもあります。

おすわり成功の赤ちゃん

2020/12/23

認可保育園に入園を考える時に知りたいメリット・デメリットをわかりやすく解説します。認可保育園は保育料も安定していることも魅力ですが、人気の高い地域では待機児童もいて確実に入園できないデメリットもあります。

認可保育園のメリット

認可保育園のメリットを挙げます。ただし、これらのメリットが認可外に無いわけではありません。でも認可保育園の待機児童数が多い地域があるように、魅力的なメリットが沢山ある印象を受けます。

国がもうけた基準を満たしている安心感

認可保育園

認可保育園では園庭の有無や、給食、施設の広さと受け入れ人数など国の指定した基準をクリアする必要があります。

保育者も国の指定した資格を取得する義務があるので、どの保育施設でも保育士の質が保たれています。

保育士の数、設備が安定

保育士の数や設備項目も、認可保育園として認められるときに必要なチェック項目です。そのため火災設備や衛生面も一定の基準をクリアしています。

保育士の数も、施設の広さや受け入れ人数で必要数が定められているので、保育士不足が続く心配がありません。

保育料が所得に応じて決定

認可保育園では、国や自治体から運営に関わる資金を補助されます。保育料も所得に応じて、各家庭で異なります。そのため保護者の金銭的な負担が少ないことが特徴の1つです。

また同時に兄弟姉妹を通わせるときは保育料が減免されることがあります。

公立保育園はベテラン保育士も多い

公立の保育園の保育士は国家公務員です。いろんな公立保育園を経験しているベテラン保育士さんが多いのも特徴です。

いろんな子どもを保育した経験があるので、子ども同士のトラブルや子育てに不安のあるママにとって頼れる存在です。

月齢に応じた保育室

年齢があがると気になりませんが、月齢の低い赤ちゃんにとってはお昼寝できる空間や、おもちゃなどで怪我をしない場所が必要です。

認可保育園は、0歳児保育室など年齢に応じた保育室が区切られています。そのため、小さな赤ちゃんを預ける保護者にとっては、赤ちゃんのペースで過ごす部屋があることが安心です。

認可保育園のデメリット

認可保育園でデメリットにも考えられることを挙げます。ただし、家庭によってはデメリットに感じないこともあり、デメリットよりもメリットを重視したいです。

深夜保育が少ない

認可保育園は深夜保育を行っている保育施設が少ないのも特徴です。お迎えが夜遅くなりがち、深夜から朝まで保育をお願いしたい家庭にとっては、認可保育園探しは大変かもしれません。

深夜保育をしている認可保育園は自治体に相談してください。ただし、扱っている保育施設が少ない場合は、必然的に同じように深夜保育を希望する家庭が希望するので必ず入れるとは限りません。勤務時間を変えることが不可能な家庭にとっては難しい問題です。

受け入れ人数が決まっている

認可保育園は保育スペースの広さや保育士の数で、受け入れ人数が決まってしまいます。だから、どんなに家から近くても定員オーバーで預けることができないこともあります。

この場合は、待機児童として期間途中の空きや、次の募集を待ちます。その間は認可外や別の託児サービスを利用する家庭もあります。

休職中だと優先順位が低くなりがち

ドット

認可保育園は自治体に定めてある、保育に欠ける状況によって入園の優先順位が決まります。そのため介護や病気入院など保護者の体調に問題が無い場合などは、比較的、現在就労中の家庭が優先されます。

つまり、「これから働こうかなと思っている」という曖昧な予定だと、募集人数より申し込みが多い時はこうした優先順位で入園待ちになってしまうケースもあります。

でも、募集人数に満たない場合は、関係なく入園許可がおります。他にもどんな方法があるのか各自治体や地域に相談することもできるので、休職中でもすぐには諦めないで。

事務的に感じることもある

認可保育園は補助をうけて運営しているので、保護者の負担も少なく済みます。でも認可外で特徴的な保育(茶道やパン作りなど)をしている施設と比べると、ちょっと公的な印象を強く受けて地味に感じることもあります。これは保護者の見かた次第です。

保育士が変わることもある

公立の保育園の場合、園長や保育士は公務員ですから、長く同じ保育園に勤められないこともあります。私立や認可外の場合は、経営者が異なるので希望しない限りは、長く勤める保育士もいます。

慣れた先生にずっとお世話になりたいと思っている場合は、それが叶わないこともあると認識してください。ただ、保育園に預けるのは小学校入学までですから、あまり固執せずに多くの保育士にお世話になろうと考える保護者が多いようです。

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