小学校入学までの教育費はいくら?

幼稚園入園前に必要な教育費

幼稚園までの教育費は、家庭で習い事をさせるかどうかで変わります。0~3歳くらいまでは、「どんな子どもに育ってほしいのか」という親の願いが反映されやすい時期でです。

幼稚園受験を考えている場合

教育費用幼稚園受験を考えている場合は、受験専門の幼児教室もあります。

受験を意識した習い事選びとなると、お絵かき教室や英語、総合的な受験準備の教室など高額になりやすい習い事もあります。しかし幼稚園受験の決定は両親がするので、こうした費用も納得のうえで通わせる家庭が多いようです。

有名な受験対策用の教室では、入会(入室)だけで2~5万円の教室も少なくありません。加えて毎月のお月謝と教材費も必要です。

実際に受験する場合は、選考料・受験料で5000~1万5000円程度考えます。その後は入園手続きで20万円ほど、園によっては一口単位で寄付金を準備します。先に教材費や制服を購入するので総額で30万円以上になると考えます。

これらの教育資金は幼稚園受験と入園手続き前に、準備しておくことになります。

公立幼稚園を考えている場合

幼稚園受験を考えなくても、赤ちゃんの頃から喘息気味の子どもは、体力作りにスイミングや体操教室が人気です。ママが音楽好きだと楽器を習い始める子どももいます。

このような習い事を幼稚園までの入園準備と考えて通わせると、意外と教育費用が増えるものです。公立幼稚園に入園後も保育料よりも、習い事にかける教育費用が上回る場合もあります。

一方で、これから受験や習い事に忙しくなることを予想して、幼稚園入園までは習い事をせず、自由に過ごすことに重点をおく家庭もあるので、教育費用の差が大きい時期です。

保育園を考えている場合

保育園を考えている場合は、年齢が低いほど保育費用がかかるので注意してください。

最初から認可保育園に入ることができれば、世帯収入で保育料が決まりますが、待機児童や特色が気にいって無認可保育園を選んだときは、保育料が予定よりも高額になることもあります。

無認可保育園の場合は、地域や時間によって保育料に差があるので、選択肢に保育園がある場合は前もってリサーチしておきましょう。

3年間の教育費

幼稚園児

幼稚園は年少から入園する3年保育、年中・年長から入園すると2年保育や1年保育になります。ここでは3年保育で考えてみましょう。

私立幼稚園では、毎月の保育料が平均で3~4万円です。単純に12ヶ月で36~48万円ということになります。3年間で108~144万円です。このほか、行事や卒園積立金、必要な場合は給食費などが加わると160万円は必要です。

公立幼稚園では、毎月の保育料が平均で1万円程度です。年間でも12~13万。3年間で行事や諸経費をいれて60万円は必要です。細かくは地域によって異なるので確認してください。

公立幼稚園は、私立幼稚園と比べると、単純に保育料は半値です。ここに魅力を感じるママもいます。

また、幼稚園と同じ年齢で通うことができる保育園は、両親の収入に合わせて保育料が変わります。しかし認可保育所は少ない地域もあり、待機児童として無認可に通うことになった場合は幼稚園以上の保育料がかかります。

行事の多い園を選んで親子で参加する機会を増やすか、思いきってフルタイムで仕事をするのかで保育料に対する考えかたがまったく異なる時期です。

貯蓄のタイミング

               

赤ちゃんの頃は先のことは考えられずに幼稚園か保育園など、目先の進学を考えがちですが、ちょっと長い目で考えてみましょう。

生後から3歳くらいまでの時期は教育費用を貯蓄しやすい家庭が多いので、定期預金や学資保険などを活用して将来に備えることもできます。

教育費用を目的別に貯蓄

もちろん必要な場合は、幼稚園入園や受験費用を先に準備します。短期で準備する教育費用は、長い目でみる教育費用の貯蓄とは別に準備しておくと便利です。

定期預金や学資保険は満期を設定すると、いったん解約しておろすことができるので高校や大学で必要になるまとまった準備金は、それまで満期がこないように設定することをおすすめします。

学資保険の場合は、長期利用していても生命保険料控除の対象になるので年間の保険料が高額になっても、確定申告で申請できるメリットもあります。

一方、幼稚園や小学校受験といった近い将来の教育準備費用は、短期集中型でメリットの高いタイプの預金を選びます。いつでも貯金をおろしてしまうタイプの人は、自動的に引き落としのかかる定期預金や積立預金に変えると安心です。

生命保険の見直し

赤ちゃんがうまれたら、パパママの生命保険を見直すことも忘れないでください。特に小学校入学までの期間は、万が一のことがあったとき、子どもの将来まで保障できる保険が安心です。

家族が増えるときは、生命保険を見直して家族全員が安心できる保障内容に切り替えていくと無駄になりません。

小学校入学までに子どもの教育費用の準備を始めるときは、こうした他の出費を見直すことで無駄をなくしておきましょう。小学校入学以降は、もう少し教育費用がかかるので、それまでに無駄を減らすことが大切です。