学資保険が必要な人、不要な人

学資保険がおすすめの人

貯蓄が苦手

子どもの成長学資保険は、定期預金と違って引き落としが怠ってしまえば解約になることもあります。だから毎月コツコツと怠らずに継続することが必要です。

学資保険は、銀行や郵便局の定期預金のように自動的に毎月設定した金額を引き落とすことができます。さらに言うなら、通常の貯金は通帳やキャッシュカードがあれば簡単に引き出したり、定期預金を辞めることができます。

ところが学資保険の場合は、キャッシュカードや通帳では簡単に一部を引き落とすことができません。

学資保険は貯金ではなく保険商品なので、引き出す際は解約をするか一時貸付になります。だからちょっと面倒なのです。貯金を簡単に引き出してしまうことを予防したい人にはおすすめです。

教育資金の準備が足りない

いま現在、教育資金の準備が足りない、これから準備しなければいけないと考えている家庭では学資保険の満期金が役立ちます。

ただし、教育資金が学資保険の満期金だけで全てまかなえることは少ないようです。

あくまでも入学手続き等、まとまった出費で困らないような準備と考えてください。それでも急に準備をすることは大変なので、コツコツ貯めて満期を迎えたときは助かります。

受験を何度も予定している

子どもの進路で、私立校の受験を何度も予定していたり、留学を考えていたり教育資金の出費が多くなる予定の家庭では、学資保険で必要な時期に満了期を設定することで準備ができます。

もしも小学校から私学を考えている場合は、小学校受験で1度大きな出費があります。そこからまた中学・高校・大学や各種専門学校のための貯金を始めなければいけない場合、高校入学のあとの3年間で最も出費が大きくなりやすい大学入学の教育資金を準備することになります。

しかも大学の入学手続の時期を考えれば、丸3年間はありません。このことを踏まえて、赤ちゃんの頃から学資保険で少しずつ大学入学の準備をしておくことも1つの方法です。

将来の教育費が心配

赤ちゃんが生まれると、気になるのが成人までにかかる教育費用です。準備するにこしたことはありませんが、なかなか目標額が定めにくく、どこまで準備すれば安心できるのかもわからないものです。

同じ進路でも、通った進学塾のコース選択や習い事、交通費まで考えると各家庭で必要資金が変わります。

将来の教育費が心配な家庭では、学資保険で安心感を増やすこともできます。満了金を「足りなくなったときの備え」と考えてみましょう。

子どもたちの入学や受験シーズンが被る

兄弟姉妹がいる家庭では、入学や受験が被ることもあります。入学手続きの月も同じようになると大変です。入学や受験は、初期費用や受験費用だけではありません。制服購入など雑費もかかるものです。

満了日を受験シーズンの前に持ってくることで、2人分の入学資金や受験資金の準備がしやすくなります。備えることで保護者も少し安心感をもって準備することができます。

学資保険が不要な人

すでに教育資金を準備済み

学資保険に求めることの多くは、将来の教育資金の備えです。すでに子どもの教育資金をじゅうぶんにまかなえる準備がある場合は、学資保険にこだわらない選択肢があります。

学資保険には契約者の死亡保障がついているタイプがありますが、教育資金の準備を省いて考えると、通常の生命保険という選択肢もあるのです。

自分で貯金ができる

学資保険は貯金の苦手な人におすすめの貯蓄方法の1つです。ですから、自分で管理して貯金できるのであれば学資保険にこだわる必要はありません。預けていて金利のよいところのほうがおすすめです。

子どものための貯金はすぐに使うものではないし、高額になりやすいのでメリットのある貯蓄方法を選びましょう。

なんとなく「学資」というネーミングが、子どものために加入すべきと思ってしまう人もいるかもしれませんが加入は自由です。貯金方法に問題がなければ加入しなくても問題ありません。

契約者の死亡保障がある

もしも学資保険でいう契約者になるであろうパパやママ、おじいちゃんおばあちゃんが死亡したとき、子どもが困ることのないような充分な保障があるのなら学資保険で死亡保障をつけるメリットは大きくありません。

死亡保障だけを考えると、生命保険を見直したほうがよいという意見もあります。

学資保険に加入するときに、死亡保障を重要視するのか、貯蓄を重要視するのかで見方が変わってくるのです。

学資保険は必要?

これから学資保険の加入や、赤ちゃんのための将来の教育資金の準備を考える家庭では、学資保険に何を求めるのかを明確にすると必要な保障やメリットがわかります。

教育準備資金を貯めるときに、自分が陥りやすいデメリットを考えてみてください。例えば「貯金ができない」「貯金できると使ってしまう」というクセのある家庭では、預金を受け取るときにひと手間かかるほうが手をつけにくくなります。

逆に「自分でしっかり目標額まで準備できる」「すでに準備してある」人にとっては、学資保険にこだわらずに利子やメリットの高い預金を探すほうが、お得な場合もあります。

学資保険には契約者が死亡したときも補償されるタイプもあり、なにを求めるのかで学資保険の必要性が各家庭で異なります。

迷ったときは学資保険・子ども保険・生命保険など様々なタイプの保険商品を比較してみましょう。その中で安心感が最も強くもてる保険が、家族にとっておすすめの保険です。

成長にあわせて見直し

保険が必要かどうかは、子どもの成長過程において変わるものです。最初は不要だと思っていたけれど、だんだん必要だと感じる機会が増えることもあります。子どもの誕生日や進学にあわせて、そのたびに考えてみることをおすすめします。