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生後1ヶ月の成長記録

生後1ヶ月になって、まだまだ授乳間隔は2~3時間ですが、1時間でも空けばママが少し休めます。飲み方も上手になってきたと感じています。

ママに抱っこされる赤ちゃん

2021/01/07

生後1ヶ月を迎えた赤ちゃんの様子を紹介します。生後0ヶ月に続いて、1人の男の子の赤ちゃん(Mくん)の成長記録を毎月紹介することで、赤ちゃんのめまぐるしい成長や変化をわかりやすく伝えます。

生後1ヶ月からは、完全母乳や混合、家族の生活様式で赤ちゃんの起床・睡眠時間が個々で変わってきます。早起きの赤ちゃんもいれば、早々に昼夜逆転し始める赤ちゃんもいます。

生後1ヶ月を迎えたMくんの、脂漏性湿疹の経過や完全母乳での過ごし方を紹介します。1つの目安として、育児に役立ててください。

生後1ヶ月の体重と身長の記録

生後1ヶ月を迎えたMくんの体重は4275g、出生時が2925gだったので単純に1350g増加しました。

身長は54.7cmです。出生時から7.2cm伸びました。1ヶ月健診では頭囲36.0cm、胸囲37.0cm。抱きやすくなった反面、ずっしりと重たい印象を受けたそうです。

生後1ヶ月の手指

生後1ヶ月の手指

生後1ヶ月を過ぎた手指は、産まれた時のシワがなくなっています。か細い印象から、少しふっくらしてきました。

指先までふっくらしているので柔らかい印象ですが、シワが深くて汚れが溜まりやすくなりました。お風呂では、シワを開くと汚れが溜まっていてビックリすることも。

生後間もなくは、手を軽く握っている状態が多かったけど、生後1ヶ月では赤ちゃん自身で指を開くようになりました。まだ指を口にくわえたり、意図的に自分で何かをとることはしていません。

爪は大人よりも柔らかくて、薄いようです。まだ大人の爪切りは使えません。眠る時はバンザイか、横一直線に腕を伸ばしているそうです。

生後1ヶ月の足

生後1ヶ月の足

生後1ヶ月の足は、0ヶ月のときよりもふっくらし始めました。Mくんの場合は完全母乳だからか、男の子だからか、ちょっと硬い印象です。

歩いていない赤ちゃんは、画像のように土ふまずがありません。足の裏は、歩き始めるとだんだん平らになりますが、生後1ヶ月のMくんの足裏は丸みがあります。

生後1ヶ月の足はまだシワが深くて、足首には汗や皮脂汚れが溜まります。時には糸くずのような細かなゴミまで、シワに入り込んでいることも。膝裏はふっくらしているので、あせもが心配です。

足を大きく動かすことはありませんが、オムツ交換時や、音に反応して伸びたりします。1ヶ月後半になると、縦抱っこを好んでいるので足をのばしたいのかもしれません。眠る時は自然に足が開いているそうです。

脂漏性湿疹の経過

脂漏性湿疹の経過

生後2週間を過ぎた頃からあらわれた脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)は、生後1ヶ月後半には落ち着きました。生後2ヶ月になる前に完治しそうです。

画像は生後1ヶ月を過ぎた(6週間頃)Mくんの額です。まだ少し小さな湿疹が残っていますが、かさぶたや化膿が無く、赤みも消えました。

生後0ヶ月の脂漏性湿疹の画像と比べると、肌の状態は改善していると分かります。

1ヶ月健診では、脂漏性湿疹に「アズノール」という軟膏を処方されましたが、結果的には薬よりもお風呂でよく洗って、肌の清潔を心がけたことが良かったようです。

おへその経過

生後1ヶ月のおへそ

生後1ヶ月を過ぎた、おへその画像です。すっかり綺麗になりました。

産後すぐに、ママと繋がっているへその緒を切り離します。最初はおへその形が定まらずに出っ張っていたり、グジュグジュします。

生後1ヶ月頃までは、沐浴の度にマキロンなどの消毒液で、おへそに細菌が侵入したりかぶれないようにケアします。Mくんの場合は春生まれなので、汗や湿度で化膿する心配はありませんでした。

授乳間隔はまだ頻繁

生後1ヶ月の吸いだこ

1ヶ月健診では、体重と身長の増加に問題がなかったので母乳指導は特にありませんでした。授乳間隔は2~3時間なので、まだまだ慌ただしい日々です。

大まかには朝6時に起床して、午前中に2回授乳しています。午後は4回、夜中は2回ほど起きて授乳しています。昼夜逆転していないので、目が覚めている日中は2時間おきの授乳。夜は3時間間隔になったら良い方だと考えています。

生後1ヶ月では、0ヶ月より母乳を飲むのが上手になりました。一気に飲んでくれる時は15~20分、途中で休憩しながら飲む時は30~45分かかることもあります。まだ体力が足りなくて飲みきれないのか、遊び飲みなのかが判断しにくいそうです。

授乳は完全母乳で続けていますが、Mくんのくちもとは「吸いだこ」ができました。でも、これは授乳期の赤ちゃんによく見られるもので、化膿したり切れていなければ問題ありません。

1番使っている授乳アイテムは、授乳クッション。飲みこぼしがあるので、常にタオルを用意しています。

おむつ交換はまだ頻繁

生後1ヶ月のおむつ交換の平均回数は、1日8~10枚だそうです。生後0ヶ月は10~14枚だったので、授乳間隔や睡眠の安定で少し減ったようです。

男の子の赤ちゃんは、おむつ交換時の噴射に注意しているそうです。便は毎日、色は黄色から黄緑です。

お風呂デビュー!

生後1ヶ月になって沐浴を卒業、ママと一緒にお風呂に入るようになりました。平日はママだけで、休日はパパが入浴します。ママは自分と、赤ちゃんを抱きながらの入浴が大変だそうです。洗っている最中に大泣きされると、介助が欲しいと思うそうです。

入浴時に便利なアイテムは、最初から泡で出るボディーソープのポンプ。赤ちゃん専用ではなく、敏感肌用のボディソープを使用しています。片手で赤ちゃんを抱くので、泡立てたりフタを外す面倒のないポンプタイプは重宝します。

赤ちゃんの足がムチムチで、シワの中まで洗うのが大変。欲しい入浴アイテムは、抱っこしている赤ちゃんが膝上で滑らなくなるもの。ボディソープで体を洗っている時に、赤ちゃんの体が滑りやすいので気をつけているそうです。

生後1ヶ月の感想

生後1ヶ月になって、0ヶ月と変ったところをママに聞きました。まずは、授乳がラクになったこと。まだまだ授乳間隔は2~3時間ですが、1時間でも空けばママが少し休めます。飲み方も上手になってきたと感じています。

ママ自身もアルコールを飲まず、食事は和食を心掛けました。冷たい飲み物は避けて、温かい飲み物を選びましたが、母乳が噴射するほど増えてきたので今は水分補給の量も気をつけています。

生後1ヶ月になって一気にふっくらして、表情も豊かになったMくんを嬉しく思う反面、お世話しないと分からないことや必要なアイテムが出てきました。生後1ヶ月は検診があるので、疑問や不安も解消してから、入浴など次のステップに進めました。

生後2ヶ月からは、おむつ交換や授乳、抱っこだけでは解決できない赤ちゃんの不機嫌や大泣きが出てきます。

個人差はありますが、外出も増えるので赤ちゃん同士の交流やママ同士の出会いも増え始めます。ここからがマニュアル通りにいかない育児の始まりだと感じています。

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