新生児が泣く理由

新生児が泣く理由はたくさんあります。生後0ヶ月の新生児が泣いている理由、話せない赤ちゃんの気持ちを代弁して説明します。心配な泣きかたと症状も覚えておきましょう。

お腹がすいた

新生児新生児が泣く理由で、最も頻繁ともいえるのが空腹のサインです。新生児の授乳間隔はとても短く、赤ちゃんによっては1時間おきに飲みたがることもあります。この場合は、1時間おきに泣くことになります。

新生児でも3時間おきの1日8回の授乳を目指すママもいますが、生まれたばかりの赤ちゃんにとって授乳は初めてぶつかる難関です。そう簡単に3時間分のミルクを飲めることができないのです。

新生児の胃はひょうたんのような形をしていて、入り口も大きめです。これはミルクと一緒に飲み込んだ空気を、げっぷで出しやすくするためです。胃の周辺の筋肉も弱いので、ちょっとした拍子に飲み込んだミルクが逆流してしまうことも珍しくありません。ゲップと一緒にミルクを出してしまえば、一生懸命飲んでも吸収されるミルクは減ってしまうので、そのぶん早く空腹になります。

赤ちゃんは話すことができないので、空腹を泣いて知らせるしかありません。けっしてママの授乳が間違っているのではありません。赤ちゃんが上手に飲めるように助けてほしいと頼んでいるサインだと考えてください。

眠いのに眠れない

抱っこ新生児が泣く理由はたくさんあります。生後0ヶ月の新生児が泣いている理由、話せない赤ちゃんの気持ちを代弁して説明します。心配な泣きかたと症状も覚えておきましょう。新生児は眠くなると自然と目が閉じることもあれば、どうしてよいのかわからず泣き出すこともしょっちゅうです。もうちょっと眠れるのに、どうしたらよいのかわからないときはママに抱っこしてもらって安心感を増やしてリラックスします。

赤ちゃんはパパやママの抱っこで安心したり、少し授乳して満足感を得てから眠りたがることがあります。眠くて泣いているときは、赤ちゃんの要望を叶えてあげてください。

なかには「さっき授乳したばかりなのに」と授乳すべきか迷うママもいます。どちらかというと眠いときの授乳や抱っこに時間や回数は関係なく、安心感がほしくて求められているケースが多いです。授乳したばかりでそんなに飲まなくても、授乳をすることで満足するのです。

赤ちゃんが眠いときの授乳は、食事というよりも安心感を与えるスキンシップだと考えてください。眠るためのお手伝いは、ゆったりした気持ちが必要です。「早く寝てほしい」と焦ると、赤ちゃんにも伝わって眠りにつくタイミングがつかみにくくなります。

おむつが汚れている

新生児のうんちは水分が多いので、背中のほうまで汚れてしまうこともあります。赤ちゃんは汚れたおむつで不快になると泣き出します。もしも授乳後やお昼寝あとに泣き出したら、おむつのチェックも忘れずに。

赤ちゃんは新しいおむつに交換して気持ちよくなると、おしっこすることもあります。尿意をコントロールできないので仕方のないことです。そんなときは、もう1度新しいおむつに交換してあげましょう。

不安で心細い

新生児新生児の視力は発達段階の途中で、あまり遠くは見えないと考えられています。でも光には反応します。だから空が暗くなったりひんやりすると、赤ちゃんが不安になることも考えられます。そんなときもパパやママに助けてほしくて泣き出します。

お腹もいっぱいで、おむつもきれいで睡眠も十分とれたあとで泣くときは、そんな心の不安にも気づいてあげたいです。抱っこすると泣き止んでご機嫌になりますが、しばらくは抱っこし続けて安心させてあげましょう。

新生児では見られませんが、もう少し成長すると夜泣きや夕暮れ泣きもあります。根本的な原因は解明されていませんが、暗くなることで不安が募るのも原因の1つになりそうです。今は抱き癖は心配する必要がないので、どんどん抱いて安心感を実感させてあげたいです。

暑い・寒い

新生児は体温調節機能が未発達なので、体温のコントロールができません。寒ければ手足から冷えてしまうし体温も下がります。逆に暑ければ、体温は上昇して水分不足になります。症状が悪化すると泣き声を出す余力すら残らず、ぐったりしてしまいます。そうなる前に泣いてサインを出しているので、すぐに気づいて対応してほしいです。

新生児の体温調節のポイントは、大人よりも1枚薄手にすることです。新生児の体温は大人よりも高いので、寒くて厚着をさせたら火照ってしまうこともあるのです。最初は判断しにくいので、手足の先を触って確認してください。

甘えたい

新生児は不機嫌じゃなくて、もっと甘えたいという気持ちも泣いて表現します。まだ表情もバリエーションが少ないので不機嫌なのか甘えているのかわからないママもいるでしょう。抱っこをして安らいでいるなら、甘えたい気分かもしれません。

逆に抱っこの仕方が赤ちゃんに合わなかったり、腰や首が疲れてしまう抱っこを続けていると、抱きかたを変えてほしくて泣くケースも見られます。泣いているだけでは判断しにくいものですが、日にちを重ねるごとにわかることもあるので、長い目で対応していきましょう。

こんな泣きかたは要注意

ミルクを噴水のように吐く

新生児が泣きながらミルクを吐くのは珍しくありませんが、くじらの潮吹きのように勢いよく吐きだしたときは幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)という胃から腸へミルクが移動できずに逆流してしまう症状が疑われます。放置すると飲んでも腸にいかずに吐き出すので、栄養失調や脱水症状が心配です。早急に病院に連れて行き、診察をうけてください。

色のついたミルク

泣きながら吐き出したミルクが茶色や赤っぽいときは体内のどこかで出血している可能性があります。家庭では判断できないので、早急に病院に行ってください。慌てずに症状や様子をしっかり観察して、医師に伝えることも大切です。

ミルクを吐きださなくても、泣き止んだあとで呼吸や顔色に異変があるときや、ぐったりしているときも脱水や病気が心配です。赤ちゃんの泣き声は、頼りたいとき、なにかを伝えたいときのサインです。パパとママにしかわからないサインをしっかり受け止めてあげましょう。

泣いたらすぐに対応

育児において「泣いたら強くなる」「少し泣いたくらいなら放っておく」というのは、もう少し先の話です。新生児は症状の進行が速いので、泣き出したらしっかり観察して放置しないことを心がけましょう。