赤ちゃん発熱中の飲みもの

発熱中におすすめの飲料

母乳・ミルク

ミルク

発熱中の赤ちゃんの水分補給に母乳や粉ミルクを飲ませることもできます。特に低月齢で離乳食準備の始まっていない赤ちゃんは、イオン飲料を受け付けずに母乳しか飲まないこともあります。

母乳の場合は、水分補給としても欲しがるだけ飲ませてあげます。

粉ミルクの場合は、量に気をつけてください。粉ミルク1回の授乳量から水分補給分を差し引いて、2~3回に分けて与えるなど、1日の授乳量を計算します。

粉ミルクの授乳量が、あまりにも増えてしまうようなら湯ざましやベビー用麦茶を活用してください。調乳温度と同じような温度にしたり、いつもの哺乳瓶に入れてみたり工夫してみてください。

注意したいのは調乳です。飲みすぎるからといって、薄める倍率や分量を変えることは厳禁です。吸収率が変わって、逆に赤ちゃんに胃に負担をかけてしまいます。医師の指導がない限りは、調乳を変えないように心がけてください。

湯ざまし

湯ざましは、1度沸騰させた湯を自然に冷まして作ります。必ず沸騰させてから冷ますことが、ポイントです。冷蔵庫で冷ますと、ひえ過ぎてしまうので常温で冷ましてください。

ちなみに赤ちゃんの発熱中は、ミネラルウォーターや浄水器の水をそのまま飲ませることは避けてください。雑菌が0ではないからです。

ミネラルウォーターに関してはミネラルバランスが通常の水とは違うので、沸騰させたとしても赤ちゃんには不向きです。特に硬水は避けてください。

ベビー用イオン飲料

ベビー用イオン飲料は、通常のイオン飲料よりも赤ちゃんに適した浸透圧と、赤ちゃんの体液に近い成分で作られているので吸収率が高いメリットがあります。

大人が飲む通常ののイオン飲料はベビー用よりも濃く作られているので、飲ませるならベビー用を選んでください。

イオン飲料を飲ませるときは冷やさず常温で大丈夫です。冷えているときは少し室温で置いて、少しずつ飲ませてください。

麦茶

生後2ヶ月頃からは麦茶も水分補給に飲ませることができます。麦茶はカフェインレスですがベビー用麦茶が安心です。

母乳育児の場合は哺乳瓶に慣れていないと飲みたがらない赤ちゃんもいます。そのときは無理に与える必要はありません。

赤ちゃんに麦茶を飲ませるときは人肌まで温めてください。冷蔵庫から出したばかりの麦茶は冷たく、発熱中はのどがすっきりしますが一気に飲ませないように気をつけてください。

家庭で作る場合は、煮だしすぎると濃くて苦いと感じてしまうようです。最初はベビー用が調節要らずで簡単です。

番茶

番茶は高熱で汗を大量にかいたときも、母乳とは別に飲ませることができる飲料です。ベビー用では「水だし番茶」として、家庭で簡単に作れる商品も多いので乳幼児期にずっと飲ませることができます。

番茶は、赤ちゃんの病気で看病疲れのママの胃腸にも優しい飲み物です。

気をつけたい飲料

赤ちゃんの発熱

牛乳

赤ちゃんが発熱中は牛乳を控えてください。特に嘔吐や不快感がある場合、授乳や離乳食が進まない時は胃腸にトラブルがある可能性が高いので、牛乳を飲むと吐き気が強まるおそれがあります。

「牛乳=子どもの成長に良い」という考えが多いのですが、胃腸が弱っているときは気をつけてください。ちょっと消化に悪い場合があります。吐き気がなく、微熱程度で水分補給に牛乳を飲みたがる程度は大丈夫です。

牛乳に関しては1歳未満の赤ちゃんは、病気では無くても消化機能が未発達なので飲まないようにしましょう。

柑橘系ジュース

オレンジジュース、パイナップルなど柑橘系の飲料は、吐き気や気管支に刺激を与えることが多く、発熱中は積極的に飲ませたくない飲みものです。

どうしても赤ちゃんが欲しがる時は、薄めてゼリーにするなど摂取量を抑えます。逆に胃腸を刺激しない果物はりんごです。

まれに赤ちゃんに処方される粉薬のなかには、オレンジジュースに混ぜると苦みを強めるタイプもあるので気をつけましょう。

炭酸飲料

発熱に関係なく、炭酸飲料は胃腸を刺激するので赤ちゃんには不向きです。嘔吐を促進させたり、飲みこめなくて吐き出してしまうことがあります。

栄養ドリンク

大人になると「風邪をひいたら栄養ドリンクを飲む」という人もいるようですが、赤ちゃんには栄養ドリンクは消化できない飲みものです。

健康なときでも、栄養ドリンクをのませることは厳禁です。

発熱中の水分補給ポイント

赤ちゃんの発熱中は、急に水分補給をしようとしても唇や口内が乾いてしまって、上手に飲み込めないことがあります。

水分補給をする前にやわらかいガーゼに水を含ませて唇を濡らしてあげましょう。唇が潤っていると水分補給のときに違和感を感じにくくなります。