新生児(しんせいじ)

新生児とは、出生日を0日として生後28日未満の赤ちゃんを新生児と呼びます。生後7日未満の赤ちゃんや早産で産まれた赤ちゃんは、新生児の中でも早期新生児(そうきしんせいじ)と呼びます。

新生児の特徴

新生児時期は、人間の一生にとっても唯一の生理的変化を伴う時期です。赤ちゃんは胎内では37度程度の羊水に存在して、臍帯から酸素や栄養を取り込みます。しかし出生することで、母体から独立して自ら呼吸をして声を出していくことになるのです。これほどの生理的変化は一生に出生時だけだと言われています。

新生児の体重と身長

新生児は、出生体重が2500グラム以下で低出生体重児(ていしゅっせいたいじゅうじ)と判断されます。NICUなどで的確な処置を施せば重い後遺症の心配は少なくなります。

新生児の平均的な体重は3000グラム程度です。新生児の平均的な身長は45~52センチ程度。新生児にとって大切なのは体重と身長のバランス、母乳やミルクの飲み具合などを調節して体重をコントロールする必要はありません。平均値はあくまでも大まかな目安です。

生後3~4日で新生児の体重は生理的に減少します。目安は体重の3~10%前後です。例えば、3000グラムで出生して10%減少すると2700グラムになります。

生理的な体重減少の理由は、新生児は母乳やミルクの摂取量の少なさです。胎内では栄養たっぷりに成長していますが、出生後に自分で飲む力はまだ弱く、母乳も出が悪い時があります。しかし新生児は水分量が多いので数回飲めなくても大丈夫です。

次第に飲む力やコツが付いて体重も増えてくるので心配いりません。生後間もない体重減少は多くの赤ちゃんに該当することです。

新生児の頭部

新生児の平均的な頭周りは33センチで、胸部よりも大きいのが特徴です。生後1ヶ月で2~3センチ成長します。また、頭部は柔らかく、分娩時に産道を通りやすいようになっています。普通分娩だと後方に向かってやや縦長になっていて、次第に形が整います。

これは体よりも頭部が大きい赤ちゃんが、出産時に赤ちゃんの頭部が母体から出やすいように変形するのものです。新生児の頭部をそっと触ると、まだ柔らかいの状態なのが分かります。まだ皮膚がデリケートな部分なので押さえないように注意しましょう。

新生児の視力

出生後の赤ちゃんは、視力が弱くはっきりとした人物の識別はできません。授乳時の母親との距離、約30センチ程がちょうど良いとされています。確定はされていませんが、だいたい0.04程度の視力だろうという説もあります。

まぶしい光や音には敏感に反応するので、出産後に話しかけるとまるで分かっているかのように声のする方を向く事もあります。特に母親の声や匂いには好意的な反応を示します。

新生児の腹部

新生児の腹部には出産時に切断された臍帯が残っています。出産時にクランプと呼ばれるクリップのような道具で挟み、母体と切断します。臍帯部分は感染症にかからないように清潔を保ちます。

次第に乾燥して1~2週間をめどに脱落し始めます。これを記念にとっておくこともあり、産院側から出産記念にプレゼントされることもあります。おむつや肌着にくっついて、いつの間にか脱落していることもしばしば見られます。

赤ちゃんと呼ばれる由来

新生児が「赤ちゃん」と呼ばれるのは、出産時に陣痛の強さから胎盤内の血液が赤ちゃんに多量に行き渡るので顔が赤くなることが由来です。生まれたばかりの赤ちゃんは、そのような理由で真っ赤になった顔をして、呼吸する為に大泣きします。

人によっては成長過程を目安に、卒乳するまでやトイレにいけるようになるまでを赤ちゃんと考えることも。



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