肺炎球菌ワクチンとHibワクチン

肺炎球菌(はいえんきゅうきん)ワクチンには2種類のワクチンがあります。1つは高齢者の肺炎の原因とされている肺炎球菌の予防をするワクチンで、日本でも高齢者の肺炎予防に使用されています。もう1つは小児用の肺炎球菌ワクチンです。

小児用の肺炎球菌ワクチンは、高齢者の接種している肺炎球菌ワクチンとは少し違います。高齢者は肺炎を予防する目的ですが、小児用の肺炎球菌ワクチンには、肺炎球菌が子どもの脳を包む髄膜(ずいまく)に侵入して細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)を引き起こすことを予防する目的があります。

細菌性髄膜炎とは

任意接種のワクチン細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)は2歳以下の乳幼児に発症すると、知能障害や神経の障害といった大きな後遺症を残す可能性が高くなります。ですから、年齢の低い子どもほど心配です。

細菌性髄膜炎の原因となる肺炎球菌は、普段は子どもの喉に入っても影響はありません。しかし、病気をした時や体力が落ちている時、疲労が溜まっている時に抵抗力が落ちると、その名の通り「細菌」として体内で病気を引き起こすのです。

治療も難しく、発症してからは死亡率も高いのが特徴です。その為、髄膜炎が発症してからの治療と同じように、髄膜炎を予防することが、とても大切だと考えられます。

HIbワクチンとは

HIbワクチン(ひぶわくちん)とは、「Hib(ひぶ)」とも呼ばれている細菌から引き起こされる感染症を予防する為のワクチンです。

Hibが引き起こす症状の中でも治療が困難な感染症が、細菌性髄膜炎です。Hibga原因で髄膜炎を引き起こすとHib髄膜炎(ひぶずいまくえん)とも呼ばれるほどです。

Hibの恐ろしいところは、髄膜を感染場所に好むことで風邪などの予兆も無く、急に発症するケースがあることです。早期発見、早期治療が絶対です。Hibの感染から細菌性髄膜炎を発症すると進行も早いので、子どもの体力も心配です。

これらHibの引き起こす感染症を予防するために作られたワクチンが、Hibワクチンです。世界的には100ヶ国以上の国でHibワクチンの接種が勧められてきました。

日本では2008年12月に、やっとHibクチンが承認されました。しかし各国に比べると少し遅いスタートとなってしまいました。それには様々な要因がありますが、承認されただけで未だ任意予防接種として扱われています。

肺炎球菌ワクチンとHibワクチンの任意接種

細菌性髄膜炎を予防する手段として、肺炎球菌ワクチンとHibワクチンの任意接種があります。任意接種なので、国から接種時期のお知らせや無料接種がありません。生後2ヶ月から接種スケジュールを組めるので、ママの判断で小児科に問い合わせます。

任意接種の場合は、費用の自己負担額が高額です。費用に関しては接種する病院で問い合わせます。ですから、肺炎球菌ワクチンとHibワクチンの任意接種は家庭での負担がネックといなっているのも実情です。副作用にも対応しなければいけません。保護者の判断が極めて重要なのです。

ですが、世界各国で成果を上げているワクチンです。地域によっては接種費用の一部負担もあります。任意接種に限った事ではありませんが、ワクチンを接種する目的や副作用も考慮して判断しましょう。わからないことは納得するまで小児科や専門医に聞いてみましょう。

HibワクチンはDPT(三種混合)、肺炎球菌ワクチンとの同時接種も可能です。ただ、ワクチンの製造が重要に追いついていないようで、待つこともあるそうです。



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