深夜授乳、パパにできること

深夜の授乳をママ1人で乗り切るのは、とても大変なことです。もしもパパが少しでも助けてくれたら、ママの寝不足や疲労は確実に減ります。深夜の育児で、パパができる小さなことを紹介します。

完全母乳の場合

パパの育児完全母乳の場合は、ママにしか授乳ができないケースが多いので、パパが起きたとしてもママも起きて授乳しなければいけません。

完全母乳と聞くと、パパは不要なイメージがありますが、実際は「パパが手伝ってくれたら嬉しい」という場面が多々あります。

授乳後の抱っことゲップから、パパが代わってくれたらママは次の授乳タイムまでの睡眠時間が、ちょっとだけ長くとれます。この、ちょっとだけの時間が育児ママには、とっても貴重な睡眠時間になります。

ゲップは急いで叩くと、ミルクを吐き出します。縦抱っこにして赤ちゃんの顔を肩にのせて、しばらく休ませてあげましょう。

オムツ交換が必要な場合は、ゲップのあとで替えてください。そのあと、照明が直接当たらない場所で寝かしつけます。

搾乳ができる場合

深夜の授乳完全母乳といっても、哺乳瓶でも授乳できる場合は搾乳(さくにゅう)して、1回分のミルクをあらかじめ用意しておくことができます。これなら深夜の授乳をパパと交替することも可能です。

例えば夜9時に授乳した赤ちゃんが次に深夜0時に飲みたがったとします。夜9時の授乳でママが搾乳できるようなら、深夜0時の分を搾乳して、パパにお願いします。

深夜0時のあとが深夜3時の授乳だとしたら、ママは単純の5~6時間はまとまった睡眠をとることができます。

毎日助けることはできなくても、週末や休日前にパパに助けてもらえると、ママは睡眠不足をこまめに解消できます。

パパにしってほしい搾乳の注意点も説明します。1度口をつけた哺乳瓶のミルクは、次回に持ち越すことはできません。口をつけるほど細菌の繁殖率も高くなるので、飲み残しは捨てるようにしましょう。哺乳瓶も1回ごとに洗浄と消毒をしてください。

粉ミルクの場合

パパの育児粉ミルクをメインに授乳する場合は、パパとママで交替しながら2人で授乳育児ができるメリットがあります。ママが体調を崩したり、一時的に服薬しても赤ちゃんには普段通りミルクを飲ませることができます。

粉ミルクを利用するときくと簡単に聞こえるかもしれませんが。赤ちゃんそれぞれに1度に飲める量や、好きな哺乳瓶が決まっていることも多いので夫婦で確認し合うことが大切です。

また、1度作ったミルクは残しておくと細菌が繁殖しやすいので、その都度欲しがるぶんを調乳します。ミルクと湯の量も、変えてしまうと赤ちゃんの胃腸を刺激して、消化しにくくなってしまいます。

パパにとっても深夜の調乳や寝かしつけは負担になることかもしれませんが、赤ちゃんと少しの時間ですが向かい合って過ごせます。なかなか赤ちゃんと2人っきりになる機会が少ないパパには、大変ながらも貴重な時間です。

それに母乳と違って、哺乳瓶では「どれだけ飲んでいるのか」がすぐ確認できます。授乳時間が長引いたり「どれだけ飲んでいるのかわからない」「満腹なのかわからない」といった疑問が解消されやすいので、ママにとっては新米パパにも積極的に参加して欲しいところです。

母乳と粉ミルクの混合の場合

母乳と粉ミルクの混合の場合は、深夜授乳をどちらに重点をおくかで変わります。もしもパパが手伝ってくれるなら粉ミルクの調乳やげっぷ、オムツ交換をお願いしたいです。

パパに知ってほしいことは、混合は便利であると同時に、「母乳だけでは足りないことがママのストレスになりやすい」という点です。

本当は完全母乳で育てていきたいと思うママも多いので「もう出ないの?」「足りないの?」という言葉がときに、ママの気持ちを傷付けることもあります。助けを求められたときは、母乳とミルクの割合を追求しすぎないようにするのも優しさです。

パパもできる寝かしつけ

赤ちゃん寝かしつけ赤ちゃんは授乳後は満腹で、すぐに眠たくなります。オムツ交換は手早く済ませましょう。

おくるみやタオルで包んで抱っこします。こうすることで、布団に寝かせた時も抱っこされているような安心感を保ちやすくなります。ですから、赤ちゃんを包むものは、そのまま寝かせても大丈夫なものを選んでください。

布団に寝かせるときのコツは、そっと静かに少し揺らしながら寝かせることです。赤ちゃんの首や背中の下に入ってしまった腕は、勢いよく抜かないでください。急に目覚めて、また抱っこの繰り返しになることもあります。

夜泣きなど期間限定なら良いのですが、日常的にドライブなど車の揺れで寝かせることは避けましょう。クセになると、赤ちゃんも普段から眠りにくくなるし、パパも体力的に負担です。眠いときの運転も危険なので、室内で寝かしつけることが基本です。