深夜授乳Q&A

深夜の授乳にまつわる些細な疑問や、ママの心配事をわかりやすくまとめています。授乳が頻繁な赤ちゃんは睡眠をとれているのか、寝かせるために沢山飲ませても大丈夫なのかなど、ママ目線で考えました。

どうしてぐっすり眠らないの?

寝不足

赤ちゃんは、胃腸が未発達です。パパやママのように、一度にしっかり食事をとることができません。消化できる範囲内で少しずつ、ミルクを飲んでいます。だから成長につれて空腹になる間隔も長くなります。

ぐっすり眠らないからと言って、「落ち着きがない子」や「聞きわけのない子」とは判断しません。離乳食が完了しても、自分でコントロールできずに夜中に空腹になる赤ちゃんはいるのです。

ただし母乳育児の場合は、ママがカフェインをたくさん摂取していることも影響すると言われています。他にも刺激をうけすぎて興奮して眠りが浅くなったり、昼夜逆転している場合は深夜も頻繁に目覚めます。

授乳をしても眠らない場合は、こうした他の原因がないか確認してみましょう。

まとめ飲みさせたい

夜中はぐっすり眠れるように、少しでもお腹いっぱいの状態を保ってほしいと考えてしまうかもしれませんが、大人と違って赤ちゃんは「今回はちょっと沢山飲んでおこう」という調節ができません。

特に低月齢の赤ちゃんは胃がひょうたん型で、通常よりもミルクが逆流しやすい特徴があります。意図的に沢山飲ませて戻してしまったり、吹き出して消化の邪魔をすることもあるので、定められた量よりも多く飲ませることは控えてください。

まとめ飲みで消化機能がダメージを受けると、今度は下痢や嘔吐が心配です。赤ちゃんの負担にならないよう、月齢にあった量を飲ませることを心がけましょう。

夜中に飲むと太りそう

赤ちゃんは毎晩、深夜に授乳するので「太ってしまうのでは?」と気になります。実際は、1日のトータル授乳量が多すぎなければ問題ありません。

逆に、深夜だからといって飲ませずに1日のトータル授乳量が減ってしまうと、もともと体力の少ない赤ちゃんはすぐに元気が無くなってしまったり、脱水症状をひきおこしがちです。授乳は赤ちゃんにとって水分補給でもあるので、夜中でも欲しがる時は飲ませてあげましょう。

カロリーが低くなりそうだからと、粉ミルクの調乳を変えるのも厳禁です。薄めたり濃すぎるミルクは、赤ちゃんの消化機能を狂わせてしまいます。

心配なときは、ママの判断で調節せずに、医師に相談してください。

虫歯にならない?

夜中に何かを食べて、そのまま眠るのは大人だったら虫歯が心配です。赤ちゃんの場合、母乳や粉ミルクなら、よだれで口内洗浄されます。でも乳歯はもともとエナメル質が弱いので、ダメージを受ける可能性があることも確かです。

乳歯が生え始めて心配なときは、清潔なガーゼで乳歯を拭き取ったり、白湯を飲ませてあげましょう。

乳歯がある程度生え始めたら、歯科でフッ素を塗ってもらうことも効果的です。乳歯は永久歯よりも傷付きやすく虫歯になりやすいので、定期的な歯科チェックをおすすめします。

卒乳したのに、夜だけ飲みたがる

赤ちゃんにとって授乳は、お腹をいっぱいにするだけでなく精神的な落ち着きを求めることでもあるそうです。

卒乳できたなら、日中に必要な栄養を離乳食から摂取できている赤ちゃんがほとんどです。就寝前や、夜中に目覚めてしまったとき、ちょっと不機嫌なときに飲みたがるのは精神的に不安だったりママとの繋がりを確認したいときだと考えられます。

卒乳したてだと、体調を崩したときに離乳食からミルクに戻ってしまうこともあります。また元気になってから、離乳食へ移行すれば大丈夫です。

家族が睡眠不足になってしまった

赤ちゃんが言葉を話さないぶん、空腹を泣いて知らせることが時間によっては家族を起こしてしまいます。だから低月齢児のいる家庭では、みんなが睡眠不足になりがちです。

特に新生児期は授乳間隔が定まらずに、昼夜関係なく起きては眠るの繰り返しです。ただ、このサイクルは長く続きません。月齢を重ねるごとに、だんだん夜はまとめて眠るように変わっていきます。

今だけのことと割り切って、眠れるときに仮眠をとってください。もしも家族を起こしてしまうようなら、落ち着くまで別部屋で眠るなど期間限定の措置を考えてみましょう。

でも、赤ちゃんを育てるのはママだけではなく、一緒に過ごす周囲の家族も一緒です。ある程度の睡眠不足は受け止めてもらえるように、普段から育児に参加してもらうことも大切です。