離乳食の進め方

1)ゴックン期
2)モグモグ期
3)カミカミ期
4)パクパク期

離乳初期はゴックン期

離乳食スタート離乳食(りにゅうしょく)はスタートからゴールまでを、大きく4つにわかることができます。まずはゴックン期が離乳食のスタート地点です。

ゴックン期は月齢で言うと、5~6ヶ月頃です。赤ちゃんによって、多少の日数の違いがあります。

ゴックン期は、赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べものから初めて栄養摂取する時です。最初でつまずいて、離乳食に対する嫌悪感を持たないようにするには、どうしたら良いのかを考えます。

離乳食の開始は、ママにとっては計画的なものですが、赤ちゃんにとっては突然訪れた食生活の変化です。口に入れても、舌で押し出してしまうことも珍しくありません。離乳食に赤ちゃんが慣れるまでは無理強いせずに、ママも忍耐強く笑顔で進めましょう。

ゴックン期の注意点

ゴックン期の赤ちゃんは大人のように歯や舌で食事することが難しく、飲み込んで消化することがほとんどです。最初は1さじから始めるので、離乳食を始めたと言っても9割がたは母乳やミルクから栄養摂取している状態です。その為、一気に母乳やミルクを与えないのは危険です。メインは母乳やミルクなので欲しがったら与えましょう。

ゴックン期には、まだほとんどの食材は食べられません。大人から見ると、味もしなくてシンプル過ぎるメニューが多いのですが、まだ消化気管が未発達な赤ちゃんには慎重な食材選びが必要です。

離乳中期のモグモグ期

モグモグ期は離乳中期(りにゅうちゅうき)にあたり、ゴックン期の次のステージです。モグモグ期は月齢で言うと7~8ヶ月頃です。モグモグ期になると、自分でベビーチェア等でお座りして手掴みで食べようとする姿が見られます。

モグモグ期になると、ゴックン期の飲み込む食べ方に加えて、舌を上あごに押しつけて食べ物をつぶして食べることを覚え始めます。食材にも興味を持つので、食べるというよりは触った感触を確かめたがることもあります。

モグモグ期の食べ方は、口を閉じてつぶすこよりも口全体を動かしてつぶすので音が出ます。大人ならマナー違反とも言えますが、赤ちゃんは一生懸命食べているつもりなので応援してあげましょう。

モグモグ期の注意点

モグモグ期に入ると、肉類や魚類でも食べることができる食材が増えます。進行具合に応じて、食材を増やしていきましょう。ただし、調理法も少し変化します。スープ状だったゴックン期よりもジャム状に調理して、食べ方の変化に合わせて食材の形態も変化させる必要があります。

モグモグ期の最大の特徴である舌を上あごに押しつけてつぶす食べ方は、ゴックン期よりも時間がかかります。次々と口に入れると、赤ちゃんも焦って早く食べるようになるので舌でつぶさず飲み込むだけになりがちです。一口食べさせたら、赤ちゃんの口が空になるまで様子を見ましょう。

モグモグ期の母乳やミルクの量は、離乳食の進みが順調だと少し減ることがあります。それでもまだ、昼寝前や夜の眠い時は母乳やミルクしか欲しがらないことも普通です。まだ母乳やミルクがメインだと認識してください。

離乳後期のカミカミ期

カミカミ期は離乳後期(りにゅうこうき)にあたり、モグモグ期の次のステージです。カミカミ期は月齢で言うと9~11ヶ月頃です。カミカミ期になると食べることにも慣れて、「自分で食べたい」という欲求が強くなります。

カミカミ期になると、モグモグ期のつぶす食べ方に加えて、あごを上下して歯茎でかむ食べ方を覚えます。これは大人が歯でかんで食べることを真似ていて、歯の生えている赤ちゃんは力は弱いものの、食べ物を歯でかむようになります。

離乳食の進行が順調な赤ちゃんは、カミカミ気が進むにつれて母乳やミルクよりも離乳食から栄養を摂り始めます。カミカミ期が終盤に近付く頃には、栄養の7割程度を離乳食から摂取できるようになります。

カミカミ期の注意点

離乳食のあそび食べカミカミ期は「自分で食べたい」欲求が強いので、スプーンを握って大人の真似で食べようとして、テーブルを汚すことも珍しくありません。スプーンがうまくいかないと、今度は手掴みで食べます。

食材によっては強く握って潰れてしまうこともあり、離乳食の時間は大変になりがちです。でも、この遊び食べは食に対する好奇心と、自分で食べたいという自立心の表れです。

毎日のこととなると疲れますが、多少の汚れは仕方ないと目をつむって、赤ちゃんが離乳食の時間を楽しめるように見守りましょう。ここで色々な制約を作ると、食べることにムラができたり好き嫌いが増えることもあります。まだまだお世話が必要ですが、赤ちゃんの気持ちもくみ取れる広い心で離乳食を進めます。

離乳完了のパクパク期

離乳完了のパクパク期パクパク期は離乳完了期(りにゅうかんりょうき)にあたり、カミカミ期の次のステージです。パクパク期は離乳食の総仕上げの時期で、ついに離乳食から幼児食への移行を始める時でもあります。パクパク期は月齢で言うと1歳~1歳6ヶ月頃です。

パクパク期になると「自分で食べたい」欲求が更に強まって、ママの手を払って時間をかけて自分で食べることに挑戦します。かむ力も安定してきて、一見は大人同様に食べているように見えます。

1歳になると前歯で噛み切ることも覚え始めるので、食事も形のあるおむすび等を食べるようになります。しかし、まだ力が弱いので硬い食べ物は食べることができません。

パクパク期になると、完全に離乳食から栄養を摂取する赤ちゃんも出始めます。もちろん、まだ期限の悪い時や体調の優れない時は、母乳やミルクに頼ることもあります。離乳食の官僚と同時に、卒乳を考えるママが増えるのもパクパク期の特徴です。

パクパク期の注意点

パクパク期になると様々な食材を使って調理することができるので、あっさりした味付けなら大人の料理をとり分けて食べることもあります。うどんなら半玉は食べてしまう子もいます。でも、まだ味付けは薄味を守りましょう。

上手に食べることができたら、どんどん褒めて自立心を称えます。反対に食べものを落としてしまったり、こぼしてしまった時は叱りつける前にひと呼吸おきます。

離乳食を汚さず食べることはママにとっては助かりますが、怒られる恐怖から食事が楽しくなくなると、離乳食は完了しません。ママも子どもが食べやすい形や盛り付け方を工夫して、親子で離乳食完了を目指しましょう。