出産祝いに使ってはいけない忌語

出産祝いの時には、忌語といって結婚式と同じように使わない方が良い言葉があります。知らずに使って相手を傷付けることは避けたいものです。出産祝いのメッセージカードや手紙、メールでは使わないように心がけましょう。

出産祝いの忌語

流れる

言葉の通り、流産や赤ちゃんと離れてしまうことを想像させる言葉です。幸せが流れていってしまうともとれることから、出産のお祝の言葉としては不向きです。もちろん妊娠中も流産や死産等を連想させることから忌語とされています。

特に以前に流産や死産を経験している友人には、ことさら嫌われる単語です。公表していないことも多いので、誰もが避けてほしい忌語だと覚えておきましょう。

苦しい

妊娠中に「苦しい」や「苦しみ」「苦しむ」という言葉は聞きたくないものです。出産時に苦しむのではないかと連想してしまうことから避けられています。産後も赤ちゃんと自分の体調や生活面で苦しいことが無いように、お祝の言葉としては聞きたくない言葉です。

消える

妊娠中や出産時の赤ちゃんは体力も万全ではありません。「消える」という言葉が赤ちゃんの存在が消えてしまうと不安に思われないように、妊娠中も出産時も使わないようにしましょう。

薄い

赤ちゃんの命のはかなさや、幸薄い心証を受ける言葉です。お祝の席やメッセージには使わないように心がけましょう。

終わる、崩れる

出産祝いにおいては「終わる」も「崩れる」も妊娠中や出産時には、幸せやおめでたいことが長く続かないという連想をさせてしまうので避けましょう。

こうして文字にすると忌語とされる意味も分かりますが、実際はよく考えずに使ってしまうことがあるかと思います。赤ちゃんにとって、出産祝いは一生に1度しかもらわないメッセージなので、言葉に気を付けて誤字脱字のない心のこもったメッセージを贈りましょう。

文章を確認するときは、声にだしてみたり、別日に改めて読み返すと間違いや訂正点が見つかりやすいので参考にしてください。

出産祝いで避けるメッセージ

産み分けについて

ひそかに男女の産み分けにトライしているかもしれません。生まれた赤ちゃんの可愛さは変わらないので、出産前に希望していた性別ではなくても、しつこく指摘することは控えましょう。

体型や肌の変化

妊娠中から産後に至るまでのママの体型や肌は、本人の意思に反して変化していくものです。産後ダイエットに関心が高いことからも、体型を気にしているママは多いのです。特に産後すぐはホルモンバランスや疲労によって、精神的にも弱さが出ることがあります。わざわざ指摘することは控えましょう。

産後はお腹周りの皮膚がたるみます。これは妊娠中に腹部が急激にふくらんだことが原因です。けっして肌のたるみや老化現象ではないので、積極的には話題に出さないでほしいところです。

赤ちゃんの異常にたいする言葉

もしも生まれた赤ちゃんに何らかの外見の異常があっても、医師や母親が気が付かないわけはありません。たとえ気になっていても、ストレートに聞いて傷付けることで今後の育児に不安を覚える恐れがあります。

本人に直接聞くよりも周囲に聞いて、本当に話題にするべきかよく考えてから話しましょう。出産間もない時は、赤ちゃんの異常について母親自身もどう受け止めるべきか悩む時間があります。むやみに話を広げてしまうことは、赤ちゃんやママにとっても嬉しいものではありません。

誰もが心配な気持ちを抱きますが、まずは第三者として様子をみてください。

出産祝いでの忌語の対応

例えば食事会を終える時に「終わる」という言葉を使いたい時があるとします。その時に、出産祝いや結婚式などのおめでたい席では「開く」に置き換えます。「お開きにしましょう」とは、お祝の席で「終わる」という言葉を使わないようにする代わりの言葉になるのです。

ですから、相手の出産祝いのメッセージで、どうしても伝えたい話が忌語を気にするあまり伝えられない時は、それに代わる言葉を用いてみます。

せっかく赤ちゃんの出産をお祝いするのですから、伝えたいことは言葉に気を付けてきちんと伝えましょう。祝電の決まったメッセージだけよりも個人的なお祝いの言葉がある方が、相手にも気持ちが伝わりやすいものです。出産祝いでも忌語を違った言葉で表現したり、工夫してお祝のメッセージを作りましょう。

もちろん、不本意に相手を不快にさせてしまうこともあります。そんなときは、すぐに訂正してください。産後はあれこれマイナス方向に考えてしまうケースも多いので、一言説明するだけで、とても安心することができるのです。